「ねずみくん」シリーズで有名ななかえ よしを さんの講演会に、三木町交流文化プラザまで行ってきました。
私自身、子供のころに「ねずみくんのチョッキ」を読んだ記憶はありますが、もえぞうたちに見せたことはありません。もうシリーズが始まって31年。シリーズ21冊になるのだそうです。
お話の内容は、導入は、「最近は、内容でなく、売れる本が売れる」ということ。本屋では平積みにされて、表紙が見える本目立つ本が売れている。本当は、中を見て、読んで考えないとわからないのに、特にテーマのあるものは売りにくい。
『みんなが、同じじゃないと落ち着かない、安心しない』から本だけでなく、CD、DVDなども売れるものがバカ売れするんだ』という苦言?を呈していました。納得する反面、それだけじゃないとも思いました。
後半には、アンチ「あんぱんまん」 アンチ「相田みつ○」発言もあったり。今の付けを将来の子供に押し付ける今の官僚批判ぽいのもあったり、途中でやめたけど。
この人は今のメインで流れているものはすべてどこかおかしいと思っているのだろうなと思いました。確かにおかしいけどね。
「星の王子様」や、見えないところに思いを寄せられる詩人「金子みすず」の作品を例に挙げて、感想文も紹介、子供は十分本の中に隠されたテーマに気づくことができるということを説明してくれました。
私はあやぞうを連れていたので、ひやひやしながら聞いていたのですが、途中泣き出し、退室しようとしたら
主催者の方が子供用に準備してくれていた、カーペットの上であやしながら聞くことができました。
もう一度、星の王子様を読んでみたい。金子みすずについて知りたいと思わせてくれました。
読みたい本がまたまた増えてしまいました。
あとで、会場内で本を買った人にサイン会なるサービスもありました。私はもえぞうに「ねずみくんのなぞなぞ」とこれと小さいねずみくんの「ごあいさつ」という本をあやぞうに買いました。
- なかえ よしを, 上野 紀子
- ねずみくんのしりとり