クリニック経営と交際費 | 歌う税金教室  税理士冨永英里のオフィシャルブログ

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こんにちは!

愛と絆を会社経営に活かす税理士の冨永英里です。

最近、よく話題にされるFacebook、

よく元カレや元カノから友達申請が来たなんて話を聞きます。

(読む人限定にしてそんな書き込みを見かけることがあります・・・苦笑)

残念ながらわたしはそんな経験がありませんが、

ここ数日、中学時代の仲間たちとFacebookで再会し、とても嬉しく思っています。

最近、再会した旧友の中にはお医者さまも結構いました。

これからはお医者様向けの会計や税金のお話しもさせていただきたいと思っています。

ということで、

今日はクリニック経営者への方へのワンポイントアドバイスです。



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一般論として

会社経営の経費の中に

「交際費」

という経費があります。


交際費等とは、

交際費、接待費、機密費その他の費用で、

その得意先、仕入先

その他事業に関係のある者等に対する

接待、供応、慰安、贈答その他

これらに類する行為

(以下「接待等」といいます。)

のために支出する費用をいいます。



たとえば、懇意にしている取引先の方へ

一席もうけて

飲食をするなどは典型的な交際費に該当します。


飲み食いをすることによって、

今後もうちと取引よろしくお願いします

という意味合いが含まれているのです。


しかし、

クリニックの経営に多額の交際費が含まれていると

税務調査の目が光ります。


というのもクリニック経営の場合、

接待は、クリニックがするものではなく、

薬品メーカーがクリニックに対して

接待をするのが一般的であり、

クリニックは

接待を受ける側であるという考えがあるのです。


とある税務調査のお話しです。

担当官が交際費の領収書をみて

この飲食代は、

誰に対して接待したのか?

どのような内容の接待をしたのか?

3年分すべて教えてくださいと言われたことがあったそうです。



最近はクリニックも客商売の様相が強いこともありますよね?

なので、

一概にクリニックは交際費をあまり使わない

とも言えなさそうであるという気もしますがね。。。。

ということで、

クリニック経営の場合は

ただの仲間うちの飲食代ではないことを証明するために、

誰とどんな目的で飲食をしたのかを領収書に詳しくメモしておくことをオススメします。


あ、もちろん、これはクリニック経営の場合だけではなく、

会社経営者にとっても必要なことです。


以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

冨永英里