今日も | 羊毛フェルトで紡ぐ不思議へんてこなものがたり♠︎アトリエ.バニラ

羊毛フェルトで紡ぐ不思議へんてこなものがたり♠︎アトリエ.バニラ

バニラのつくる、
不思議とヘンテコな世界。
羊毛フェルトや刺繍。
アンティークな素材でつくる、猫や動物、いろんなもの。
其々に
ひとつひとつの、
ものがたり。

わたしたちは、ずっと2人家族だ。



朝ご飯は、だいたい和食。時々、パン。

シュジンと、いつものように
玄関でひととき分かれて。


毎日普通に、夜になったら戻ってくる。

それが「普通」。

そう思えることは、とてもしあわせだな。
そう思う。






シュジンはとてもとても、静かな人。
(みんなの前では。)


ワタシには、つまらないギャグやら
気に入ったであろうフレーズを
何度も何度も言ってきては、
無視されたり叱られたりする。

面白おかしく
ワタシにあだ名を付けたりして
2人でよく笑ったり文句を言ったりしている。

あだ名のバージョンは無数にある。
(簡単に言っておくが、
ワタシの名前は、アタマに「え」がつく。)




「おしん」の再放送に感化されたのか、
突然、掃除をしている私のところへ来て
「えしん!」と、まるで
ドラマのイビリ役の如く言ってきたり


ワタシが世の中の理不尽なことについて
憤って、いろいろ言っていると
ボソッと
「エッコにおまかせ」
などと言ってくる。


ワタシが「いつものことだ」と、
相手せずにいると
反応するまで言ってくる。

面倒な人だなぁ…と時々思う。


時々は、爆発的にツボなことを
言うこともあって、
そんなつもりはなかったのに
大笑いしてしまうこともあるので
味を占めているのかもしれない。







シュジンは変なところで潔癖というか。
昔、
床に座ったシュジンの足を枕にして
寝転んだら
「ズボンに尿ハネしてたら汚いから!!」
などと言い放って
素早い動作で避けたので、
頭を打った。

丸めておいてある、
そこのティッシュは汚くないのだろうか…。





義姉に
何の流れか
その話をしたことがあるが、
いつも大人しめな彼女が
機関銃のように笑ったことを覚えている。





ワタシが病気になったら
甲斐甲斐しく色々世話をやいてくれる。

少し元気になってくると
「あー、元気になったね」と、安心している。

顔色がよい、などと言うので
「あー、この人
私の顔色とか一応見てるんだなぁ…」と
ふと思った。

そのあとはけろりとしているが。




主人はうたた寝しがちなので、
布団で寝るように促すと怒るのだ。
仕方がないので
ソファの背に設置した籠から
うたた寝用の掛け物をかけてやる。
(いつも面倒なので考えた末の、籠)


先程起こした時には「酷い女だ!」と
言っていたくせに
目覚めた時には掛物に気付き、
「あんたは優しいなぁー!」と言う。
変わり身の早さよ。











今日ブログを開いて
カシスさんの記事で、3.11と打ちこんだ。


この日は、ワタシの祖母の誕生日で。
95歳になった。



あの時から、いつも
背中合わせのようなきもちで思い出す。











毎日毎日、大変なことが多いけれど。








誰かに優しい気持ちを持てる
自分でありたいな、と思う。