今日の息子は、クレーン車に胸を痛めていた。

居眠り運転のクレーン車が、
減速もせずに小学生の登校の列に
突っ込んでいった事故だ。
いや、事故と呼ぶのも、おぞましい。

息子は、朝から、「クレーン!クレーン!」
と叫んでいる。

大好きなクレーン車が、
惨事を引き起こしたことが、
悲しく、辛いらしい。
そして、よく飲み込めていないらしい。

ただ、寂しそうに、「クレーン」という言葉を、
リピートしていた。