アメリカの広告業界を視察して来た
若きメディアマンから話を聞きました。
米国広告業協会の総括では、
ひと言で言うと
「苦しい・・・」
だそうです。
その最大の原因(というか米国広告業界の敗因)は、
「メディアとクリエイティブを切り離したこと」と結論づけていました。
いま日本の広告業界が取り組んでいる業界のリストラクチャリングは、
メディアとクリエイティブのより深いレベルでの統合ですから、
まさにアメリカと同じ課題認識です。
で、その先にある、より本質的な「苦しい」の原因は、
「広告業のビジネスモデルが広告主の手のひらの上に移動してしまったこと」
だと、話を聞いて感じました。
巷間流行っている「トリプルメディア論」は、
「広告主から提案された初めてのメディア論」とも言われています。
すなわち、そのメディア論自体が広告主主導の構造=「手のひらの上」ということになるのです。
私自身、そのことの良し悪しを論じる資格はありませんし、
論じるつもりもありません。
ただし、時代の趨勢がそちらに向いている以上、
その中で、より高い成果をあげることに腐心する方が前向きだと思います。
高い成果があがれば、高い報酬を要求するのは当然だと思うからです。
また支払うべきだとも思います。
現にアメリカで成功している広告会社は、
すべて「得意先に最大の成果をもたらす」というポリシーを
標榜して成功しています。
私たちは「統合コミュニケーションデザイン」という諸刃の剣の上を歩いています。
今わかっているのは「その刃はとても良く切れる」ということだけです。
若きメディアマンから話を聞きました。
米国広告業協会の総括では、
ひと言で言うと
「苦しい・・・」
だそうです。
その最大の原因(というか米国広告業界の敗因)は、
「メディアとクリエイティブを切り離したこと」と結論づけていました。
いま日本の広告業界が取り組んでいる業界のリストラクチャリングは、
メディアとクリエイティブのより深いレベルでの統合ですから、
まさにアメリカと同じ課題認識です。
で、その先にある、より本質的な「苦しい」の原因は、
「広告業のビジネスモデルが広告主の手のひらの上に移動してしまったこと」
だと、話を聞いて感じました。
巷間流行っている「トリプルメディア論」は、
「広告主から提案された初めてのメディア論」とも言われています。
すなわち、そのメディア論自体が広告主主導の構造=「手のひらの上」ということになるのです。
私自身、そのことの良し悪しを論じる資格はありませんし、
論じるつもりもありません。
ただし、時代の趨勢がそちらに向いている以上、
その中で、より高い成果をあげることに腐心する方が前向きだと思います。
高い成果があがれば、高い報酬を要求するのは当然だと思うからです。
また支払うべきだとも思います。
現にアメリカで成功している広告会社は、
すべて「得意先に最大の成果をもたらす」というポリシーを
標榜して成功しています。
私たちは「統合コミュニケーションデザイン」という諸刃の剣の上を歩いています。
今わかっているのは「その刃はとても良く切れる」ということだけです。