「大人であることが誇らしくなるような時間」

さとなおさんが、ブログの中で書いていた言葉です。

坂本龍一さんと大貫妙子さんのUTAUコンサートについて、
この言葉のあとに、次のように続きます。

「後半は「頼むから終わってくれるな」と願いながら1曲1曲を聴いた。
歳を重ねてきて良かったと思った。大人じゃなければこの枯山水は味わえない。
飾りも虚栄も何もない。ただ、音と詞をそこに放りだしただけ。だからこそ美しい。」


こんなに胸に刺さる言葉に、
久しく触れていなかったことに思い至りました。


そして、大人のためのコンサートに、
行けていないことも、思い出しました。


息子が、「大人」の音楽に付き合ってくれるようになるのを、
待ち遠しく、(あるいは、その日を恐れつつ)待つことにします。



息子へ。

子供は、大人じゃない。

そのことは、覚えておきなさい。