息子へ。



仕事のために作った歌を、戯れに君に聞かせたら、
楽しそうに踊ってくれたね。



すぐに憶えて歌ってくれたね。



「もう一回」「もう一回」と、何度もおねだりしてくれたね。



今、僕の音楽の一番のファンは、息子です。



そんな幸せな時期は、人生の中の一瞬の花火だと思うけれど、



父は、その花火を一生の宝にして生きていけると思う。





息子へ。愛してる