こんにちは![]()
ソプラノの田川えりです![]()
本日は、振り返り記録として
日光国際音楽祭声楽コンクールについて書きます。
先日、3月上旬に日光市にて行われましたコンクール本選にて
下野新聞社賞を頂戴いたしました![]()
2年前にも本選出場をしたこのコンクールですが
その際にも特別賞を頂戴しておりました。
今回こそは3位以内に
と思っていましたが
本当に本当にハイレベルなコンクールで
上位入賞者の皆様方はじめ、とても素晴らしい出場者ばかりでした![]()
※2列目の左から3番目がわたしです(一番小さい人ね)
この時期には、すでに新型コロナウイルスが各地で拡大していたころで…
全員その場で検温、来館時はアルコール消毒必須、歌い終わるたびに次亜塩素酸散布…
ご主催の皆様、運営に携わる皆様は本当に徹底した管理体制を行われており
通常コンクールを運営なさるだけでも大変でしたでしょうに…本当に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
この時に歌った曲は
A.トマ作曲 オペラ「ハムレット」より オフィーリア狂乱の場
リサイタルでもラストに歌った、とても思い入れのある1曲です。
この曲の魅力的なポイントはたくさんあるのですが
超絶技巧のなかで、狂乱を表現すること
そして高音のハイE(ハイハイEとも言いまして、真ん中のドより上のド、さらに上のドの3音となりのミです 笑)をきちんと決められるか…
音楽的なところと、技術的なところ、どちらも必要になる曲ですね。
とても大好きな曲なのですが
はじめて歌ったのは、大学卒業して2年目のときだったはず。
まだハイEが定着していないので、とても怖かった記憶があります。
でも!!どうしても歌いたくて頑張っていたな…。
そこから何度か本番にのせて
ようやくコンクールで歌うことを決意できました。
ちなみに、YouTubeではリサイタル時の音源を掲載しております![]()
解説や対訳もついていますので、ぜひご覧ください![]()
また皆さんの前で歌える日がきますように![]()

