1番に娘を抱っこできなかった事は、
幾ら私の母だからと言って
とても悲しかった、と夫は言っていました。
「まるで自分が産んだ赤ちゃんのようにしていたよ。
えりのお母さんの気が済むと、
はい、じゃあ、
〇〇くん(夫) 抱っこどうぞ^ ^
と言って俺に赤ちゃんを渡してきた。
えりが産んだ赤ちゃんだよ?
赤ちゃんのお父さんは、俺なんだよ。
でも、お母さんはきっと、
そういう感覚じゃないんだろうね。
自分の娘(私) が産んだ、赤ちゃん。
だから、自分が1番に抱っこして
当たり前なんだろうね。」
そしてまた、夫はこう続けました。
「ずっと言おうと思ってたんだけど、
えりのお母さんは、
えりのことを全部
自分の事のようにするよね。
そして、えりを
【自分の思う通りにしたい】
っていうのが伝わってくるよ。
まだ、結婚して1年だけど、
そばで見てていつも思うよ。」
と。
「そうなのかなぁ…?」
正直そう言われても、
最初はピンときませんでした。
それどころか、
内心では
「お母さんの事を悪く言うなんて…」
とまで思っていました。
でも、今1番近くにいる夫が
言うのならばそうなのかもしれない。
とも思いました。
今思えば、夫の言うことが
とても正しく、
明らかに私を
「自分の思い通りにしたい」
という感情が見え見えの
言動ばかりでした。
長年、そんな母と暮らしているので
麻痺してしまっていたのです。
というよりも、
私は他の家のお母さんが
どういうものかも知りませんでしたし、
「子供というのは、
親のワガママを聞いて、
喜ばせて、
幸せにしてあげるもの」
と本気で思っていました。
ドラマなどを観て
私なりの「理想のお母さん像」
はありましたが
私の母には到底そんな
理想のお母さんは無理だし、
そんなのはドラマの中の世界。
と思っていたのです。