先月合否判定三日前、我が家の夫、軍師豚様がぶち切れました。

リアル島津くん父(二月の勝者)。

 

合否判定に向けて走っていたのは親だけでした。

 

復習テストはSクラスで、算数以外全部平均以下。

3科とも下から1位2位をうろうろ。

国語は最下位で平均と20点差とかざら。

理科もほとんど暗記の単元なのに、、、

友達と点数競争していた5年のやる気はどこへやら。

 

机に座るもののお地蔵さん。

 

主人にしてみれば暗記は自分の努力。

それをしないのは怠慢。

 

さらに、テストの見直しをしたしたと言っていたが、

やらせてみると全くできない。

 

できない問題はできないまま。

 

豚やる気がないならやめろ!公立行け!

俺はもうやめた!お前なんかいいとこなしのクズじゃ!

塾に「やめます」と自分で言うてこい!

 

息子猿の教科書、机を自分の書斎から投げ出しました。

 

児相に通報されるんじゃないかと私はヒヤヒヤするレベル。

 

でも当たり前です。

 

主人もネチネチできないことを責める、

自分の学習法を押しつける傾向があるのですが、

今まで猿のためにいろんな事を犠牲にして、

息子一筋でつくしてきたので、

積もり積もったものが爆発しました。

 

まあ、去年の春から大なり小なりこんな事を繰り返してますが。

 

 

猿君もパパ勉はもうしたくない、と。

 

 

反抗するくせに自分じゃ何もできず、逃げてるだけ。

 

身ばれする恐れがあるので詳しくは書けないのですが、

地理的なことや、色々な理由があって、

我が家には最難関を目指さざるを得ない事情がありまして。

 

それが息子にとってプレッシャーとなっていることは、

苦しめていることは、痛いほどわかってます。

 

おおたとしまささんが言っているように、

なにがなんでもこの学校!という受験の仕方よりも、

本人に見合う学校、としてあげたいのですが、

首都圏のように学校の選択肢が沢山ないのです。

 

本人には言ってませんが、

とてつもない犠牲が発生しますが、

頑張ってだめなら、引っ越し等も覚悟してます。

 

だけど、猿君、頑張る前に

 

しんどいし適当にやって、

最終行けるとこはあるし、

そこ受験させてくれるやろ。

 

みたいな心理が見え見えの態度なのです。

本人は自覚してないかもしれませんが。

 

私の願いは、受験を通して

逃げない人間

に成長して欲しい。

 

母は、一生懸命受験に立ち向かう猿の姿がみたいのです。

 

 

二月の勝者のドラマを見ていた夫が、

島津くんのお父さんを観て、

「俺やん!」と言っていましたが、

 

豚「でも、島津くんは父親に反抗したけど、ちゃんと開成合格した。

あいつは逃げてるだけや。あいつなんかほっとけ」

 

と言っている夫豚には、

 

真顔「気持ちはわかるけど、荒れるのはやめて、私から話しするから、このまま猿には冷たい態度をとっといて。」

 

猿くんには、

一緒に勉強してくれてたお父さんに

最近の態度はないよね、

それは猿君が悪いと思うよ。

でも、5年生で塾に行く前から、

お父さんとずっと頑張ってきて、

みんながゲームしたり遊んでるなか、

いろんなこと我慢してきて、

ここで、やめなさい、言われて、

はい、でやめるん?

あと8ヶ月頑張るのか、

それともここですべてを台無しにして、

一生お父さんにボロクソに言われながら生きていくの?

勉強が難しくなって、苦しくて、逃げ出したくなる気持ちもわかる。

でも、頑張ろうよ。

自分のための勉強だよ。

パパの世話になりたくないって言った以上、

自分で勉強できること、見せようよ。

 

と励まし、、、、

 

猿はやるといったものの、

人間いきなり変わるものでもなく、

 

私とグダグダ猿君の本気の戦いが始まりました。