興味のあるスピリチュアルな潜在能力ですが、どんなものがあるのかを知っていますか?その能力を開花させるには、どんな種類の能力があるのかを知ることも、能力開花への一歩となります。

ここでは、代表的な4つの能力をご紹介します。

クレアボヤンス

クレアボヤンスは「クリアな視覚」という意味を持ち、この能力が開花すると、霊視や透視と言ったことができるようになります。最も有名なスピリチュアルな能力と言えます。

クレアボヤンスの能力を持っていると、額の中央にある第三の目で、霊的な存在やその世界を見たり、直感的に物や人の情報を読み取ることがあります。また、高次元存在などの別次元から、現在・過去・未来の情報を与えられ、それを視ることが出来ます。

クレアボヤンスは何かしらの情報を「視る」というスピリチュアル能力なので、これまでにスピリチュアルな事柄をヴィジョンとして受け取ることを多く経験している人は、クレアボヤンスの能力が強い可能性があるということになります。

その人の能力やその時の状況によっては違う場合もありますが、なんらかのスピリチュアル的な情報が、自分の内側から湧き上がるような感覚ではなく、外側からもたらされるような感覚である事が特徴です。

心の中で何かしらの情報を感じたり考えたりしながらも、それが自分自身の体験としての実体験は伴わずに、何かを見ているといった感覚です。

クレアボヤンスの能力が開花し、その能力が高まった場合には、守護霊や霊的存在などの高次のサポート存在や、天使や人や物のオーラなどが見えたりします。誰かに起こっている状況をビジョンとして見ることもありますが、良いことだけではなく悪いことも見ることがあるので、クレアボヤンスの能力者の中には、苦しい思いをする人もいるようです。

そのビジョンの見え方は受け取る人や能力の質によって様々で、メッセージを伝えてくれる高次元存在の姿がはっきりと見えたり、瞼の裏や額にある第3の目の辺りにヴィジョンが浮かんだり、頭の中でまるで映画の物語のように、全ての状況が見えることもあります。

高次元の存在が数字や言葉で端的に物事を伝えてくる場合も多く、メッセージの全体のイメージが、直感的に感じ取れるような言葉や数字が見える場合もあるようです。

クレアオーディエンス

クレアオーディエンスは、「クリアな聴力」という意味を持ち、霊聴ともいわれているスピリチュアル能力です。

通常の聴覚では聞くことのできない、スピリチュアルな世界の音を聴くことが出来る能力で、クレアオーディエンスの能力によって聞こえてくる音というのは、天使や守護霊、亡くなった大切な人や高次元存在と繋がっていることが多いです。

それらの存在が、何かしらのスピリチュアルメッセージを伝える為に話しかけているのです。高次元存在からのメッセージが届けられているのに、それを意識することができずに受取れらいでいると、高次元存在達はあなたの注意を引けるようにと、大きな音を出すことがあります。

その現象は、高次元存在が伝えたいメッセージが重要であればあるほど、顕著に現れます。

クレアエンパシー

クレアエンパシーは「クリアな感情」という意味を持ち、霊的共感とも言われているスピリチュアル能力です。クレアエンパシー能力が高い人は、言葉が無くても他者の考えや感情を感じ取ることができ、日本人には特に多いと言われているスピリチュアル能力です。

クレアエンパシーは、感情エネルギーや、人の感情、心の中で考えていることなどを感じ取ることができ、そのことに関して予備知識を全く持っていない状態でも、それらのことがわかるという点が特徴です。

このようなことが出来る人のことをエンパス(共感能力者)と呼び、クレアエンパスは人に対してだけではなく、動物や植物、石などに対しても、そのスピリチュアルな能力を発揮することがあります。

クレアエンパス能力のある人は、言葉や仕草の様なその人を形作っている情報のうちの、外側の情報からは読み取ることが難しいような、心の内に秘めた真の感情や、その人が持つ真実の想いを理解する事が出来ます。

その人自身が気付いていない様な感情をも感じ取ることが可能なので、その人一人では解決が難しいような問題のサポートが出来るという点は、とても素晴らしいところです。

しかし、人の感情や考えは時として激しいものがあります。クレアエンパシー能力を持っている人が、その自覚を持たずに誰かの強い感情を感じ取ってしまうと、その激しい感情エネルギーに翻弄されてしまい、自分が憔悴しきってしまうということが起こりえます。

「自分はクレアエンパシーを持っている」と少しでも感じたならば、クレアエンパシーについて正確に知ることが重要になります。

正確に知った上で、やはり自分はクレアエンパシーの能力を持っていると自覚したのであれば、他者と接する際に自分の気持ちや感覚にフィルターやガードをかけ、自分と他者のエネルギーをしっかりと区別して、他者の感情や考えと距離を置く方法を学ぶ必要があります。

クレアセント

クレアセントは「クリアな嗅覚」という意味を持ち、霊的嗅覚とも呼ばれているスピリチュアル能力です。

私たちが存在している現実世界ではなく、霊的な世界からの香りを嗅ぎ取る事が出来る能力で、自分にクレアセントの能力があるかどうかを確認する為には、現実世界の「香りを嗅ぎ取る嗅覚が敏感である」ということが最も大切になってきます。

本来の嗅覚が鈍感であれば、自分が感じている現実世界の香りを、霊的世界の香りであると勘違いしてしまう可能性も少なくないからです。

なにかの香りを感じた時に、霊的世界からの香りだと断定をする前に、周囲の現実世界に匂いを発するものがあるかどうかをしっかりと判断しなければなりません。現実世界に感じた香りを発する物がないのであれば、霊的世界からの香りである可能性が高いので、意識を集中してその香りの意味を見つけ出すようにしてください。

良いメッセージやエネルギー時には、花の香りのような心地の良い香りを、悪いメッセージや悪いエネルギーの時には腐ったような不快な臭いがすると言われています。