気配ほど、うるさいものはない。
いくら消していても、消しきれていないもので、今、何か感じる、と外をレースカーテン越しに見たらちっちゃい小学生の女の子たちが、息を潜めてどこかを見て警戒しながら歩いており。
そこ通学路じゃないでしょ?と思ったけど、私も通学路とか全く関係なく道なき道を歩いて登下校してたから人のことは言えない。
下校って楽しいんだよな。
靴飛ばしながら帰ったり、で、その靴人んちに入っちゃってよりによって広大で鬱蒼な空き家だったりして靴行方不明で近くの美容室の方に履物貸していただいたり…。
傘をわざとひっくり返したりとかして遊んで、当たり前のように骨が折れる。
傘を買ってもらう。
また壊す。
ついに怒られて買ってもらえない。
道に座り込んで、蝋石で道いっぱいに落書きもした。
車がほとんど通らなかったのもあったけど。
やわらかい土と石の間のような塊がたくさんある小屋があって、私たちは勝手にそこに入り、それを盗りそれも使って道路に落書きをした。
なんでも遊びにした。
周りの大人も、理解があった。
今の子供がそんなしてたら、学校に通報されるか最悪刺されるだろう。
昔は良かった。