みなさん、無事ですか?
私もようやくブログを書けるところまで来ました!
恥ずかしながら、まだ心に余裕を持てず、一方的な報告しかできませんが、沢山の方から心配のメールなどをいただいておりますので、この場を借りて報告させていただきます。
現状としては、私の地元である六郷地区は、電気はいまだに復旧していません。実家は六郷の少し手前にあり、今朝電気が復旧しました。電気のない真っ暗な夜は3日で済みました。24時間体制で復旧に携わってくださっている方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
ケータイも充電がなくなってしまい、ガソリンの残量を気にしながら車で最低限充電していましたが、ケータイの電波は昨晩から安定し、ようやくメールのやりとりができるようになりました。
私たち家族は電気は通ってないものの、家屋の倒壊の心配もなさそうですし、犬3匹猫1匹の大所帯なので、避難所には行かず、家にいますが、みんなで玄関に近い部屋に布団を並べ、暗くなってから余震の度に起き上がり、荷物とペットを抱き抱え車へと逃げ込んでいるような状況です。
私の実家はに浸水などの被害はありませんが、同じ学区内、同級生などの自宅がある地区は浸水しています。それ以上の被害もあるかもしれませんが、ケータイの電波がほぼ圏外のため連絡がとれないので把握できていません。
全国ニュースで繰り返し報道されている、深沼地区に住んでいる幼なじみは、命こそ無事でしたが、住んでいたアパートは跡形もなくなりました。
深沼地区から数百メートルほど手前の笹新田地区に父の実家がありますが、一階は浸水。居合わせた叔母は、地元の消防団の方に助けられ、愛犬と共に津波を背に間一髪で逃げることができたようです。
しかし、これらはみな無事だったからこそ届いてくる情報なのです。
本震から時間が経つにつれ、被害が明るみになり、胸を締め付けられる思いです。
仙台市中心部こそ一晩で電気が復旧したようですが、津波の被害にあった地域や各県の内陸部など被害の大きな地域ほど、ライフラインもケータイの電波も復旧できていません。
みなさんの不安は計り知れないものだと思います。
大した被害がなかった私がいうのもどうかと思いますが、とにかく、ライフラインがいつ復旧するのか、どの辺り(具体的な町名、何丁目)まできているのか、知りたいのではないかと思います。
私自身、twitterの情報には本当に助けられました!
懐中電灯にコンビニ袋を被せて光を拡散させたり、どこまで電気がきたのかも情報を得られました!
メールのやりとりすらままならなかった時も、twitterだけは少しずつ見ることができたのです。
避難所にいる方が直接twitterを見ることができるとは思いませんが、何かの形で、どこからか、情報が伝わるかもしれません。
その情報が正しいものかどうかも各自で判断が必要です。
それでも、何かの役に立つと信じ、活用してみたいと思います。
ほんの少し、電波を通して情報を発信する側の立場である私が、こんな形でしか伝えられないことに情けなさもありますが、
まずは!目の前のできることからですよね!
こんな状況で家族のそばを離れ、復旧に向けて働いてくれている人が大勢いる!
頭が上がりません。本当に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
みなさん、頑張りましょうね!
二瓶 永莉