「おしゃれ」による介護予防や認知症緩和。日経新聞に載った記事を、いつかご紹介したいと思っていました。
11月29日の生活面。化粧や服で高齢者を元気にという内容です。お化粧が気分を明るくする効果はよくいわれていますね。
私はまだ40代ですが、読んで「はっ」としたことがありました。
洗髪や爪切りをする気力もなく、2年近く「ほぼ寝たきり」のように過ごしたからです。
通院の帰り、伸びた爪がついに我慢できずネイルサロンに寄りました。爪を短くしてもらうだけのつもりでしたが…
ちょっと優雅で幸せな色だったり。
日経のこの記事にも「マニキュアは鏡がなくても常に指を見ることができ、すぐには落ちないので(高齢者施設でも)喜ばれている」とあり、自分が無意識にしていた事とその効果を思い出したのです。
若くても、心の彩りを失ってしまう可能性はゼロではありません。
おしゃれのチカラを信じたいと思います。いくつになっても。
大晦日、ある男性のブログにこう綴られていました。特養ホームにいる母親が、「その状況」になって以来初めて欲求を口にした。頼まれたのは化粧品。大晦日だが急いで届けに行った。
よかったですね、とコメントするかわりに今日の記事を書きました。
(明日はブログ更新をお休みします)