RYUTistの魅力をひと言で語るのは難しい。高い音楽性とか、メンバーのひたむきさとか、いろんな切り口はあるが、今回は卒業していったメンバーへの想いについて。
ちなみに僕はTWEEDEES経由で「青空シグナル」からRYUTistのことを知った俄かであるが、YouTubeに公開されている7年分の動画はほとんど見ている。結成当時まだ小学生だったむうたんも目に焼きつけているので、最近の姿を見るにつけ、よくぞここまで成長したなという、ほとんど親戚のおじさん目線だったりする。

古町でのHome Live開催の際、ステージのバックに必ず飾り付けられるRYUTistの旗。良く見ると最後の[t]の文字の斜め右下に何か2つ丸いものがある。これは卒業していったメンバー、ゆりり、わっかーの似顔絵が書かれているのである。
先日行われたHome Live 7th Anniversary 東京編では、メンバー登場の前に流れるオープニングビデオで、これまでの歴史が短くまとめられていて、その中には5人時代のカット、ゆりり、わっかー卒業の場面も盛り込まれていた。8月の新潟LOTSでも同じビデオが流れていた。
あるいは、Home Live200回記念に作成された「200回のありがとね。ホントにね。」
ラストにクレジットされるRYUTistメンバーには”6人”の名前が表示されている。

仲間を忘れない、という強い意志がそこにある。
RYUTistのキーワードとして重要な「感謝」という言葉は、もちろんHome Liveに駆けつけてくれる多くのファンに向けてのものであろうが、同時に自分たちを支えてくれるスタッフ、多くの関係者、そして卒業していった仲間たちに向けての言葉でもあるのだ。
初期メンバーであったゆりりは、みくちゃんとはまた違った感じの天真爛漫なキャラ。独特な感性を持っていて、のんのと共に年長組であった彼女は、いつも朗らかでグループのムードメーカーを担っていたように思う。
わっかーといえばダンス。ダンスリーダーという役割を受け持っていた通り、結成当初から一番ダンスが上手かった。「凛とした」という表現がぴったりあてはまる彼女の振る舞いは、視覚的にグループの屋台骨とも言える存在だった。
ところで、初期の頃のオリジナルで「リタルダンド」という曲がある。
3拍子のワルツ形式で素朴だが味わいのある曲。作曲したのは「神話」、「Blue」等の名曲を生み出してきたKoji Oba氏。
聞けばすぐにわかるが、旅立っていったメンバーのことを歌っている曲である。
僕の知る限りたった2回しか披露されていないのだが、卒業したメンバーのために売れっ子作曲家に依頼して1曲作ってしまうという・・・普通そこまでするか?というレベルのこともさらっとやり遂げてしまうのがRYUTistクオリティ。
今にも泣き出しそうな乃々子さんの表情も切ないが、最後の演出がとても印象深くて感動的である。
ゆりりから「とびっきりの笑顔」を、
わっかーからは「キレッキレのダンス」を受け継いで、
いまのRYUTistがある。
そう言って過言でないように思う。
【追記】
「リタルダンド」を語るんだったら「スロウダンス」も忘れなく、との声をいただきました。
こちらもKoji Oba氏の作曲によるものです。
ちなみに僕はTWEEDEES経由で「青空シグナル」からRYUTistのことを知った俄かであるが、YouTubeに公開されている7年分の動画はほとんど見ている。結成当時まだ小学生だったむうたんも目に焼きつけているので、最近の姿を見るにつけ、よくぞここまで成長したなという、ほとんど親戚のおじさん目線だったりする。

古町でのHome Live開催の際、ステージのバックに必ず飾り付けられるRYUTistの旗。良く見ると最後の[t]の文字の斜め右下に何か2つ丸いものがある。これは卒業していったメンバー、ゆりり、わっかーの似顔絵が書かれているのである。
先日行われたHome Live 7th Anniversary 東京編では、メンバー登場の前に流れるオープニングビデオで、これまでの歴史が短くまとめられていて、その中には5人時代のカット、ゆりり、わっかー卒業の場面も盛り込まれていた。8月の新潟LOTSでも同じビデオが流れていた。
あるいは、Home Live200回記念に作成された「200回のありがとね。ホントにね。」
ラストにクレジットされるRYUTistメンバーには”6人”の名前が表示されている。

仲間を忘れない、という強い意志がそこにある。
RYUTistのキーワードとして重要な「感謝」という言葉は、もちろんHome Liveに駆けつけてくれる多くのファンに向けてのものであろうが、同時に自分たちを支えてくれるスタッフ、多くの関係者、そして卒業していった仲間たちに向けての言葉でもあるのだ。
初期メンバーであったゆりりは、みくちゃんとはまた違った感じの天真爛漫なキャラ。独特な感性を持っていて、のんのと共に年長組であった彼女は、いつも朗らかでグループのムードメーカーを担っていたように思う。
わっかーといえばダンス。ダンスリーダーという役割を受け持っていた通り、結成当初から一番ダンスが上手かった。「凛とした」という表現がぴったりあてはまる彼女の振る舞いは、視覚的にグループの屋台骨とも言える存在だった。
ところで、初期の頃のオリジナルで「リタルダンド」という曲がある。
3拍子のワルツ形式で素朴だが味わいのある曲。作曲したのは「神話」、「Blue」等の名曲を生み出してきたKoji Oba氏。
聞けばすぐにわかるが、旅立っていったメンバーのことを歌っている曲である。
僕の知る限りたった2回しか披露されていないのだが、卒業したメンバーのために売れっ子作曲家に依頼して1曲作ってしまうという・・・普通そこまでするか?というレベルのこともさらっとやり遂げてしまうのがRYUTistクオリティ。
今にも泣き出しそうな乃々子さんの表情も切ないが、最後の演出がとても印象深くて感動的である。
ゆりりから「とびっきりの笑顔」を、
わっかーからは「キレッキレのダンス」を受け継いで、
いまのRYUTistがある。
そう言って過言でないように思う。
【追記】
「リタルダンド」を語るんだったら「スロウダンス」も忘れなく、との声をいただきました。
こちらもKoji Oba氏の作曲によるものです。