メキシコには約1ヶ月滞在予定です。

メキシコでの日程、ミッション、アクティビティはこちら・・・

6/30~7/2 トゥルム

7/3~7/7   コスメル島

7/8~7/10 カンクン

7/10~7/15 オアハカ

7/15~7/24  メキシコ・シティー(グアダラハラ、べラクルス)

ミッション、アクティビティー

  ● メキシコシティー→日系社会訪問、日墨学院訪問

●グアダラハラ→テキーラ農園訪問

●ベラクルス→トルーカ山登山





7/1
 
 新しい7月という月は、ウミガメの産卵を見ることから始まった。ついに旅の最終月に突入した。私が泊まっているホテルは、ビーチに隣接して建っており、この辺り一帯は電気は自家発電、水も半海水である。

 トゥルム2日目は、トゥルム遺跡を訪ねた。同じホテルに宿泊しているスペイン人のホルへさんも行くということで、一緒に行くことになった。彼はマドリッド在住、定年退職後一人であちこちを旅行しているようだった。スペイン人にしては気さくでラテンアメリカの人のような柔軟性がある男性である。

 ベリーズの気候もずいぶん暑かったが、メキシコも湿気が多く、日差しが強い。日陰のない遺跡めぐりは午前中に限る。トゥルムは紀元後1000~1400の間に栄えた要塞都市で、商業の起点が置かれた重要な場所であった。中米のマヤ遺跡はいろいろと見てきたが、こんなに観光客でにぎわっている遺跡は初めてである。遺跡周辺は半月の形をした湿原地帯となっている。






 遺跡全体が見渡せる広場からは、3/21, 6/21, 9/22, 12/22に太陽がぴったりと当たるように作られた神殿が見える。
石灰石でできた遺跡は全体的に白みがかっており、メキシコの青空と、トルコブルーの海に映えて、あたかも意図的に作り上げられたような完璧な美しさである。


                                                    Playa del Carmen



 ホテルで荷物をピックアップし、今日から滞在するコスメル島へ向かう。いつものように周囲の人たちに道や乗り方を聞きながら、プラジャ・デル・カルメンの町のフェリー乗り場まで到着する。一代観光地ともあるせいか、どこか人がそっけない。何かを聞いても事務的な返事が返ってくるだけで、活気があるのは物売りの人たちばかり。と思いきや、フェリー乗り場に並んでいると、若い男の子が私の重たい荷物を運んでくれた。彼はコスメル島でイルカの調教師をやっているそうだ。

 コスメル島までは冷房ががんがんきいた大型船で30分。背の高いビル群がぐんぐん近づいてくる。さっきまで雨が降っていたせいで、空には大きな虹がかかっている。



☆El plato del hoy ☆ 今日のご飯




タコス 右はハイバと呼ばれる蟹の身、左はえび ハバネロソースをかけて食べる。

This travel supported by BPRP 


ERIKO