グアテマラには
3週間滞在予定です。

グアテマラでの日程、ミッション、アクティビティはこちら・・・

5/285/31 首都グアテマラ・シティー

6/16/2  ソロラ、パナハッチェル

6/26/12  ケツアルテナンゴを拠点に小さな町を訪問

6/126/14  グアテマラ・シティー

6/156/16  アンティグア

6/176/19  ティカル

ミッション・アクティビティ

・ 青い空の会を訪ねる(ソロラ)

・ パカヤ火山登山




 右奥と正面 お世話になるエルサさんとヘルビンさんと近所の人達



 
5/29

 テグシガルパからパナマを経由し、23カ国目となるグアテマラに入国した。空港を出ると小雨の中、グアテマラでコーディーネートをしてくれるペドロさんが待っていてくれた。
空港を出ると町は渋滞していて、車の多さから町が大きいことが分かる。とりわけ背の高いビルがある訳ではないが、多くの建物がと人が密集する立派な都会で、中米では一番大きな町ではないだろうか。

 首都のグアテマラシティーで滞在させてもらう家族が働くオフィスへ向かう。受け入れをしてくれたのは、グアテマラ人の夫婦、エルサさんとヘルビンさん。
Elecnorというスペインが親元の会社を運営している。
自宅はシティーから
25km南に離れた、Villa Capriという場所にある。

 『家は町から離れているんだけど、バスもタクシーも安全じゃないから、私達と一緒に朝オフィスへ出かけて活動するようにしましょうね』

 会社が始まるのは朝7時。これから毎日朝5時に起きることになった。家に戻り、早速近所の人のお宅に招かれ夕食をごちそうになった。グアテマラ初日から、国内についてたくさんレクチャーを受けありがい疲労とともに
1日目を終えた。

 2日目は、6時に家を出て、エルサさんのオフィスで仕事をしながら待機した後、ペドロさんと一緒にサン・カルロス大学の日本語クラスにお邪魔させてもらった。

 グアテマラは完全に雨期に入っていて、雨が降り続いている。私は雨が大好きなので久しぶりに水に包まれる世界に気分が良い。

 国立のサン・カルロス大学の言語コースは一般的な言語の他に、グアテマラ特有の先住民言語、キチェー語、カクチケル語、ケッチ語、イマム語を学ぶことができる。
雨に濡れて方を縮める学生達が次々と教室に入ってくる。
大学には以前、日本人の先生が派遣されていたが、現在はグアテマラ人の先生のみで授業が行われている。

 『エリコさんが来てくれて、生徒はすごく喜ぶと思います。ありがとうございます』

 フアンカルロス先生は流暢な日本語でクラスの説明をしてくれる。
大学の日本語学習者は現在
200人。火曜から日曜までレベル別に毎日授業が行われている。
生徒さん達と交流を始めると、“空手は日本人全員が習っているのか?”“日本学校ではラテンアメリカについてどのようなことを教えているのか?”“マヤ神話のような日本の神話は勉強するのか?”など、積極的にたくさんの質問が投げかけられた。
生徒全員、自己紹介を日本語でしっかりできるレベルで、勉強を始めたきっかけも、言語そのものに興味があるという子が多かった。さすが言語コースを取っている子達だけある。
グアテマラについてもたくさん教えてくれて、結局授業2時間をすべて使ってしまった。




     サン・カルロス大学の日本語コースの生徒さん達と


 昼ご飯は韓国料理を食べた。日本で食べるのとさほど変わらない味で大満足だった。

 午後はサン・カルロス大学で、先住民のアイデンティティについて研究されている、アロルド・カンポセコ博士にお会いした。
アロルド博士は“マヤポプティー”という先住民族出身である。マヤの知識が半端な私に、基本的なグアテマラの先住民族と言語と地域について教えてくれた。
 
 グアテマラにはマヤのコミュニティーが
24存在し、約750万人のマヤ民族が住んでいる。村によって身につける服装や習慣なども細かく分かれている。博士からたくさんの情報と知識をもらったが、私は実際に体験しないと全く理解に結びつかないタイプなので、メモしたノートはきっと村を訪れた後に見たらわかるのだろう。
時間があれば滞在中にキチェー語のクラスにも通いたいと思う。



              アロルド・カンポセコ博士と

ERIKO