
ホンジュラスには12日間滞在予定です。
日程、ミッション、アクティビティはこちら・・・
5/16~5/19 首都テグシガルパ(サモラノ)
5/19~5/21 コパン
5/21~5/23 サンペドロ・スーラ
5/23~5/26 カリブ海(未定)
5/26~5/28 テグシガルパ
ミッション・アクティビティ
・ サモラノ大学付属小学校訪問
・ コパン遺跡訪問
・ 先住民ガリフナ族訪問(治安事情により変更の可能性あり)
5/17
ホンジュラスの首都、テグシガルパにあるトンコンティン空港は、滑走路の長さが短く、おまけに滑走路端の片方が急斜面になっていることから、世界で最も危険な空港の一つと言われているが、着陸までぐっすり寝ていたので実態を見のがしてしまった。
ホンジュラスでは、サモラノ大学で教授をしている友人のハビエルの家に滞在する。彼とは4年前にたまたま東京で知り合い、その時話しをしたのは15分だけだったが、その後もずっと連絡を取り合っていた。コスタリカでは、彼の妹のクラウディアさんの家でもお世話になった。
家は首都のテグシガルパから東に28km離れたサモラノ大学の敷地内にある。周囲には馬や牛が歩き回り、まるで長閑な牧場のようである。
ドルをレンピラ(ホンジュラスの通貨)に換金したり、バスのチケットを買ったりして初日はあっと言う間に過ぎていった。
2日目の今日は、サモラノ大学付属の幼稚園と小学校を訪問した。ディレクターである、アメリカ人のジュリーさんが学校内を案内してくれる。
幼稚部は2クラス、小学部は6年生まで各1クラスの構成で、授業はスペイン語の授業以外は全て英語で行われており、各クラスにアメリカ人ボランティアが2人ずつ配置されている。ホンジュラスの小学校教師は女性であるのが一般的なのだそうだが、ここにはホンジュラス人の男性教師が一人働いている。
『アメリカ人だけが優れていると子供達が勘違いしないように、ホンジュラス人の教師も働いています』
彼はアメリカに長く住んでいたが、自国のホンジュラスの教育に貢献したいと、アメリカ国籍を放棄して国に戻って来たという。
ホンジュラスの公立学校の教師や環境のレベルは低く、教科書がない学校や、スペイン語の学習もままならないままでの英語教育の導入、問題を解く能力がない教師が生徒に勉強を教えているケースは少なくない。
日本政府は1980年から“算数プロジェクト”と題した、教師への学習指導をJAICAの教師免許を持つ隊員による派遣協力を行っている。
休憩時間に人懐っこい子供達がよってたかって『これって日本語でなんて言うの?』とたくさん質問してくれ、学校を出る時にはみんなが『さよなら~』と送り出してくれた。
夜はラジオ番組“La hora del te”に出演し、約1時リスナーさんにもオススメの場所やコメントをもらったりして、ホンジュラスを知るには格好の機会となった。
治安上、予定通りにはいかないこともたくさんあるかもしれないが、ホンジュラスの魅力をたくさんお届けできたらと思う。