
コスタリカ位置
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コスタリカには15日間滞在予定です。
コスタリカでの日程、ミッション、アクティビティはこちら・・・
4/13~4/20 首都サン・ホセ
4/21~4/24 リモン県
4/20~4/28 サン・ホセ
ミッション・アクティビティ
・ サン・ホセにある日本語教室へ辞書を届ける
・ コスタリカ最高峰3,820m チリポ山登山
・ アレナル火山
・ 国連平和大学訪問
・ マレク族の村を訪問
コスタリカでは水道水も問題なく飲めるし、道路にもきちんと歩道が付いていて、どのタクシーも乗車拒否をする運転手はいない。同じ土の上で生きるにしても、国という枠の中の政治やシステムによって我々が感じる気持ちはこうも違うのだと考えさせられる。
コスタリカでは事前に知り合いなどがいなかったため、スケジュールやアクティビティの手配を自分でやっていたのだが、先日知り合ったコスタリカ人のシニアさんが、親切に私の予定を全部調節してくれている。
彼女はサン・ホセ市内で洋服屋をいくつか経営している。何でも相談するとすぐに行動に移してくれるのだが、その迅速さには脱帽である。
チリポ登山は数ヶ月前の予約がなければ登れないことも知らず、この時期はハイシーズンで危うく諦めなければならない所だったが、それも彼女が広い人脈を駆使して山小屋の予約を確保してくれた。
『私は剣道を長い間習っていたから、規律とか誠実であることの大切は日本の文化から学んだの。でも剣道の練習で声を出すとき『め~ん!』で恥ずかしくて言えなくて、『スズキ~、ホンダ~、ヤマハ~』って叫んでたら先生に怒られたわ。ただ叫ぶだけじゃだめなのよね』
昨晩はサルサバーに連れ出してくれた。これまで色んな国のサルサを見て来たが、キューバン・サルサを踊る彼らのレベルは相当高い。まるでサルサの大会を見ているようだった。多くの人はお酒も飲まずに、踊ることだけに夢中になっている。健康的な夜の過ごし方である。
シニアさんは早速隣りのテーブルに一人で座っていたウルグアイ人の男性に『一人で寂しいでしょ?』と声をかけ、バーを出てからは親切にも彼の滞在するホテルまで送迎してあげていた。強引そうに見えるが、同時に気を使っているのも見て取れる。相手に対して偏見なく自分ができる限りのことを尽くすというのはこういうことなのだと教えてもらった。彼女は一生人に恵まれて生きていくのだと思った。
今日は大使館を訪問した後、在コスタリカ日本大使館並木大使を表敬訪問し、大使公邸での昼食会へ招いて頂いた。並木大使は過去20年の間に、中南米・カリブを合わせて計28カ国を訪問、任務に当たられており、コスタリカのみならず、中南米に関して大変精通していらっしゃる。大変貴重はお話を惜しみなく話して下さった。
話題は様々な話しに発展したが、その中でもベネズエラの元チャベス大統領の話しは、私のこれまでのチャベス大統領のイメージを大きく覆すものとなった。何事も自分の目で見てみないことには何も分からない。たくさんの刺激をもらった一日となった。
並木大使、本日は長時間大変貴重なレクチャーをありがとうございました。頂いた情報をコスタリカ、そして中南米と日本の絆に生かせるようにします。