
奥に見えるのはダイアナさんが働くサンタマルタ港
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サンタマルタ滞在も今日で最終日。暑さにやられながらも、疲れていた体を適度に休め、動かした。
ダイアナさんは毎日会議と仕事に走り回り、3歳のイサックはすでにプライベート・スクールに通い始めていて、早朝から正午まで出かけている。なかなかの人見知りで、未だに話しかけると逃げていく。
ダイアナさんはいつも仕事の合間を縫ってお世話をしてくれている。面倒見がよくなんでもよく気がつく。今朝は昨日洗濯したバスタオルを取りに1階へ降りようとしたら、部屋のドアノブにかけてくれていた。
ボゴタの大都市と違って人はとてもフレンドリーで、男性はPiropos(女性にたくさん話しかける人)が多い。海岸沿いには地元の人達が家族連れで泳いでいる。
サンタマルタは1524年、スペイン人のロドリゴ・デ・バスティダスによって設立された町。ラテンアメリカの解放者であるシモン・ボリバルが腸チフスの療養中にこの地で息を引き取ったことでも知られている。
レストランやお店が建ち並ぶ通りは観光客用に道が整備されており、所々に広場がある。地図も持たずフラフラ歩いていると、そのうちサンタマルタ大聖堂まで出た。
青い空によく似合う真っ白な大聖堂は、1765年に建設が始まり、のちにイギリス、フランス、オランダからの海賊の逆襲に20回以上襲われ完成までには随分時間がかかっている。さらには、地震によって壊れてしまい、再び修復が施された。
お土産屋さんに入ると、店員のおばさんとその息子と話が弾み、店の前の椅子に腰掛けてコーヒーまでごちそうになり長々と居座った。
『Samarios(サンタマルタの人)はこんな感じよ。リラックス、リラックス』最後はうちの息子の嫁にこないかと誘われてあやうくサンタマルタで旅が終わるところだった。
明日はバランキジャまでバスで戻り、夜にはカルタヘナへ到着する予定だ。
★El plato de hoy 今日のご飯★
Guamo(グアモ)と呼ばれるフルーツ。肌触りはシルクみたいで中に黒い種が入っていて甘いです。
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ERIKO