
ボゴタ最後の日曜日、ボゴタ日本人学校で年に一度のイベントを見学に出かけた。学校の校内に着くと緑の芝生が広がり、校舎に沿って父兄の方が出店を出している。焼き鳥、豚汁、寿司、和菓子などあちらこちらから懐かしい匂いが漂ってくる。約200人くらいだろうか、日本人だけでなくコロンビア人も多く来ている。
ボゴタ日本人学校は今年で36年を迎える。現在中南米には14の日本人学校があるが、その中でもボゴタ校は唯一自前の校舎である。生徒は小・中学年合わせて21人。午後には生徒達が太鼓を披露し、餅つきが行われた。
短い時間だったが父兄の方々と生活やコロンビアについての話をたくさんさせてもらった。ほとんどの方がボゴタは生活しやすくて好きだと話して下さった。
今日で2週間のボゴタの滞在を終え、Barranquilla(バランキッジャ)へ移動する。仕事で忙しい滞在先のルシアさんとは結局最後まで一緒に出かけることができなかったが、息子のルイスとフアキンは色々と面倒を見てくれた。
買い物に付き合ってくれたり、朝ご飯を作ってくれたりとラテン男にふさわしい女性に優しい子達だった。
ボゴタの人達を接すれば接するほど、人が喜ぶためなら一生懸命になれる彼らの温かい優しさをじわじわ感じた。1日1日新しい出会いがあり、彼らから何かを分けてもらい、私から何かを与え、お互いに何かを共有し合う、人間は様々形の人間関係を体験し強く優しくなっていくのだろう。
ERIKO