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旅の準備を始めてから約半年間、自分の知らなかった世界を知るきっかけを頂き、
そこで出会った人たちからたくさんの学びを頂きました。

『これをやって何になるの?』と言う言葉を頂く度に、
自分の本当にしたいこと、人生の目的を再確認させて頂くことができました。たくさんの方が与えてくれた課題が、私の人生にとって大きな財産となっています。


この日を迎えられるのは、協力して下さっている皆様、命をつないで下さった先祖様たち、何よりいつでも応援してくれる両親のお陰です。

心より感謝いたします。



この旅で私の将来が輝かしいものになるのか、損をするのか、得をするのか、どうなっていくのかは分かりません。


私には今自分の心が正しいと思うことを、精一杯やることしかできません。
自分らしく生きることは、それが時にお金や利益を生まないこともあります。
生きていくために既存のシステムに自分を当てはめることが、自分らしくなるとも限りません。
自分が幸せだと感じることは、これまで作られた道やものではないこともあるのだと思います。





この旅で、微力ながらも中南米に住む人たちと、日本にいる人の心を繋ぐミッションを行いながら、
たくさんの文化、自然、人間に触れ、様々な角度から見える”大切なこと”を伝えていきたいと思います。


それが誰かにとっての元気や勇気になることを願ってやみません。



最後に、旅の決意へと導いてくれた言葉です。


『たとえ広大な海で迷いそうになっても、自分の中にある島を見失いさえしなければ、きっと風は吹く。
だからマウは言うのです、”心の中に島が見えるか”と。』

”いま生きているという冒険 ーカーリュという名ー”より   写真家 石川直樹


3月31日 成田空港にて ERIKO