そういえば最近、日常でもステージでも、いわゆる ”女性らしい” 衣装を着ることが少なくなりました。
わたしの中にはいつも”少年”が混在していて、中学生ごろからずっと違和感を感じていました。

 

今はとってもしっくりきていて
以前よりも自分らしく、それから歌うことにも素直になれていると感じます。

 

大人になって
わたしの外見や内面の表現の中にある”少年”を受け入れてくれる人たちと出会えて
世の中も、それが受け入れられやすい状況に変化しつつあって。

 

 

周りから求められると、全身で期待に応えたくなってしまうわたしは
時折、自分らしさがよくわからなくなってしまうこともありますが

 

道標を示してくださる方々、見守って応援してくださる方々、温かく包んで押し上げてくださる方がいて

 

わたしは幸せものだな、としみじみ思います。

 


セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツという言葉を、産婦人科医としてどんなふうに伝えていこうかなって、最近はわたし自身にも重ね合わせてよく考えています。