こんにちは!
ロケ地巡りの旅というよりは、ロケその物に参加した話です。
僕は実は隠れ仮面ライダーマニアですが、ここでは知らない人にもわかりやすく簡単に説明していきます。
時は2003年6月21日
埼玉スーパーアリーナで行われた
半田健人主演
劇場版 仮面ライダーファイズ
パラダイスロスト
の一万人エキストラに参加しました。
この映画、初めて見る人にも楽しめる作品です。是非オススメです。(僕も少しだけ映りました(笑)まあ自分しかわかんないくらい一瞬ですが)
仮面ライダーっていうとイメージは子供が見る番組と思いがちですが、平成の仮面ライダーはドラマチックで大人もハマります。中には逆に子供が見ても内容が難しすぎて理解できるのか疑問をもつ作品もあります。
当時、この仮面ライダーファイズは相当ハマってて、番組でエキストラの募集を見て友達と応募しました。
しかし落選・・。
すると友達がどこからかチケットをゲットしてきました。
そして友達2人と人生初の埼玉県へ向かいました。
夜中にスーパーアリーナに着きました。
寝ようとしましたが、余りの興奮に寝れませんでした(笑)
朝7時30分頃、ゲートが開いて中に入りました。
番宣では
一万人ライダー集結!!
と言っていたので、変身できるのかとかなり期待してましたが、僕らの役は
一万人のオルフェノク(敵の怪人)役でした。
あー、変身したかった!(笑)
このオルフェノクというのは、一度死んだ人間が怪人として覚醒し、怪人に変身できるという設定で、僕らは変身前の人間の姿での役です。
この撮影は劇中の終盤のシーンです。
ヒロインが公開処刑場(スーパーアリーナ)で巨大オルフェノクに処刑される寸前に仮面ライダーファイズが助けに来るというシーンを撮影しました。
この巨大オルフェノクは実際のスクリーンでは完全CGなので当然その場には居ないです。
スタッフさんが、(ここに巨大オルフェノクがいる想定で演技して下さい)という感じで撮影が進められました。
僕らは、オルフェノクに逆らうヒロインの処刑を傍聴しにきた一万人の怪人なのです。
人間なんて殺しちまえ~!
やれやれ!
などと監督、スタッフさんの指示で一万人が叫びます。
そこへオートバジン(バイク)に乗ったファイズこと乾巧(半田健人)が処刑場に現れます。
待たせたなマリ!
お前をこんな所で死なせはしない!
変身!!
はい、カット!!
思わず お~、かっこええ~ と言ってしまいました(笑)
ヒロインのマリは危機を逃れます。
ここからはファイズの着ぐるみを着たスーツアクターにバトンタッチです。
ファイズは巨大オルフェノクと戦います。(CGを想定してアクションしてました)
そしてトドメのライダーキックをキメる瞬間、ファイズは他からの攻撃を受け地に落ちます。(トランポリンを使ってライダーキックを撮影してました。)
攻撃をしたのは、オルフェノクが変身した悪役ライダー
仮面ライダーサイガ
サイガの応戦に一万人が盛り上がります。
僕らの設定はオルフェノクなので当然応援するのは、仮面ライダーサイガのほうです。
ファイズが苦戦している時は、一万人が盛り上がり、サイガが苦戦している時は一万人がブーイングするのです。
暴走した巨大オルフェノクは一旦、檻に入れられます。
そしてファイズVSサイガの一騎打ちが始まります。
ファイズが剣でサイガにトドメをさすカットで、ファイズが剣を落として、指でNo!No!とやっているお茶目なNGも見れました。
(次回に続く)
今日のポルトガル語講座
Dez mil デイス ミウ 10000
ではでは