はじめまして。


恋愛コラムニストのErikaです。
感受性が豊かな私は日々の生活の中で感じ入ることが多く様々な考えが頭に浮かびます。

刺激を受けることが楽しいので少しずつブログを更新できたらと思います。




さっそくだけど先週、私は古くからの友人と食事に行ってきた。


リナは大きなたれ目が特徴で愛らしいおっとりした性格は男がほっておけないタイプ。


一方ユミはアクティブでさばさばした性格。

看護師として働きそれを武器にしている。

小悪魔的な女性だがあまり執着新はないようだ。

私たちのことを大事にはしてくれているが基本的に物にも人に対しても執着をしない。




私たち3人は代官山で流行っているイタリアンへディナーをしに行った。

店内が見渡せる席に通され、ワインで乾杯する。


初めはいつも通り世間話や噂話で盛り上がる。

今日のコース料理と同時進行で話も盛り上がる。

私たちの話の流れにも前菜が世間話ならばメインに行きつくまでに一時間はかかる。

ワインが進み顔が赤らんできたころユミがニヤつきながら一言

「今月も彼氏はできなかったよ」


ユミ2年近く彼氏がいない。

それを聞いた周りの男は不思議に思うだろうと、私は彼女をぼんやりと見つめる。

昼間は白衣のナースで、休日はアクティブに動く女の子。

細長い脚が見えるよう、少し挑発的な服を着るのも彼女の特徴。


ただ、彼氏がいないのだ。

正しく言い直すなら彼女自らが彼氏を作らない。

彼女がよく口にするのは「約束事にとらわれたくない」だ。

だけど彼氏が2年いなくても、彼氏のようなことをすることができる男性は沢山いる。



良い感じでお酒が入ったリナがたれ目を更に垂らして聞く。

「最近は誰と遊んでるの?」

これはもう、合言葉のようにお決まりの会話なのだ。


ユミが言うには現在3人の男性と平等に体をシェアしているらしい。


1人目は自分の職場に居る研修医。

関係は半年ほど続いているが身体の相性が良すぎて離れることができないらしい。


2人目は自分の職場に居る患者。

妻子持ちだが一か月に一度食事に行きデザートは自分になるそうだ。

3人目はクラブでナンパしてきた男。

若い普通の会社員。

顔も雰囲気も特にパッと光るものはないが、彼からの愛情を断れずに3回ほどデートとセックスをした。



リナが顔をしかめる。

私は面白おかしく彼女の話を聞き漁った。

彼女のあっけらかんと話すから私は聞けば聞くほどそれが普通なように錯覚させられ、げらげら笑いながらシャンパンを飲み続けた。




翌週、リナと六本木へ新しい靴を探しに出かけた。

そこで私はリナの変化に気付いた。

いつもなら、ハートやフラワーモチーフのアクセサリーをつけているリナだが今日は一粒ダイヤのピアスだけしかつけていない。

「今日はアクセサリーもシンプルで大人っぽいけどどうしたの?」

私は思わず聞いた。


リナは5秒ほど沈黙をしてから

「彼が買ってくれたんだけどね…ハリーウィンストンの2カラットなの。

眩しすぎてシンプルであることがこんなに綺麗だなんて初めて思った。」

と、目をハートにして話した。


私は目を丸くした。ハリーウィンストンなんて!

リナはそのピアスをプレゼントされてから毎日つけて、毎日磨いているそうだ。


半年前に付き合っていた彼氏からはティファニーのオープンハートや

カルティエのラブリングをプレゼントされていたのに数ヶ月経つと酔っ払ってどこかへ置いてきてしまったり

1度しかつけないで消えてしまったアクセサリーが多々あった。

その一ヶ月後。

ユミとリナとの3人でいつもの定例会が開かれた。

今日もリナの耳にはハリー・ウィンストンが輝いている。


赤坂でスペイン料理を楽しむ。

ユミが一カ月の間に体をシェアする男たちとどうなったのかメインのパエリアが運ばれてくる前に聞いてみた。

研修医に関しては体の相性だけが繋がりの綱でまだ続いているようだが

後に二人については別の男に更新されたそうだ。

リナは指でハリーウィンストンを弄びながらユミに可愛く説教した。

それを見ながら私は一人考える。

結局、ユミにとって変わりゆく男たちはこの街のどこでも手に入る流行りのアクセサリーでしかないのだろう。

一方リナは長年、大事に使えるアクセサリーを手に居れた。


ユミを批判するつもりは全くない。

私っだって流行りのアクセサリーを誰よりも早く買いにファストファッション店へ向かったことは何度もある。

そして、そのアクセサリーたちはやっぱりなくしてしまったりは、3ヶ月後には不燃ごみになったりしてきた。

多分、この日つけていた10年ぶりに再熱した3000円のフープピアスも半年後にはどこへ行っているかわからない。


だけど、過去の想い出を思い起こせば一生懸命好きになった男たちからもらったカルティエやティファニーは別れた今でも大切な思い出の遺産ということで大事にしている。



私も、いつかウィンストンを指にはめたい。

ソウルメイトに出会えたとき、私はダイアモンドとベストフレンドになれるかな?