海外留学に必要なこと・パート1
こんにちは、口が悪いエリカですさて、前のブログで海外留学前に必要な準備は「どっしりとした心構えと態度」「笑顔」「大きい声ではっきりと話す」。これだけです。と言いました。(ちょっと絵文字の使い方覚えた)なので、「どっしりとした心構えと態度」とは何ぞや、について話します。ずばり、最近地方でも多く見るようになった、外国人の方々の態度やふるまいのこと、です。おそらくこれを読んでいる人はみな海外に興味が少なからずある方だと思うので、外国人の方々のふるまいや態度について、日本人のそれと、全く違うということを知っていると思います。彼らは日本にきて、日本語もわからないのに、堂々と英語(あるいは母国語)で話しかけてきます。あるいはたどたどしいカタコト日本語で、意味が通じてない私たち日本人に、ぐいぐい話しかけてきます。私も何回も遭遇したことがあります。きっとあなたも今まで1回や2回、あるのではないでしょうか。(ないのだとしたら、話しかけられやすいオーラを持っていないこともアウト)wそして、私たちがわからない場合、まるで私たちが悪いかのように、はあ・・・・とため息をついて、去っていくときもあるでしょう。(むかつくよね)笑しかし、逆のこと、あなたはできますか?海外に行き、その国の言葉がわからないのに、日本語で道端にいる人に話しかけられますか?カタコト英語で、通じてなくて、相手が嫌がっていても、そんなこと気にせずにぐいぐいいけますか?おそらく、日本人には難しいでしょう。よほど日本でKYと呼ばれる人でも、(もう死語?)やはりためらいや躊躇、ありますよね。私が16歳でアメリカ留学に行った時に、この「違い」を肌で感じ、ショックを受けました。私は高校1年の終わりごろに、学校が提携していた留学機構を利用して、10ヶ月交換留学に行きました。これが人生で初めての海外生活でした。留学生活については、のちのち詳しく書きますが、アメリカ生活も1か月くらいたったころ、ホストマザーに連れられ、スーパーマーケットで買い物に来ました。買うものも全部かごに入れ、レジに並んでいたときのこと。突然ホストマザーが前に並んでいるおじさんのかごを見るなり、こう言いました。「そのスープ、買わない方がいいわよ。すごくまずいから。前に買ったことがあるけど、スープとしてもだめだし、パスタに和えてもおいしくなかった。」突然話しかけるので、知り合いかと思ったら、まったくの赤の他人でした。笑びっくりしたのと同時に、そんなこと言うなんて、なんてずうずうしいのだろう、何を買おうと人の勝手じゃないか、マナーがない、とさえ思いました。きっとこのおじさんは今にも嫌な顔でもして怒り出すのではないか、と思っていました。するとおじさんは、「Oh, really?I didn't know that.おお、そうなのか、知らなかったよI just wanted to try it for the first time食べたことないが試しに買ってみようと思ってbut if you say so, I'm not going to buy it. Thanks」けどまずいなら、やめとくよ。ありがとうと言ったのです。当時は全くなんて言っていたか理解不能(笑)だったのですが、最後にありがとう、と言ったのは私でもわかりました。全く同じようなシチュエーション、日本で見たことありますか?ないでしょう。ないですよね。(大阪ではありそうだな)最初の話に戻りますが、なぜ外国人は、見知らぬ私たちにぐいぐい話しかけられるのか。それは、見知らぬ人と、話すことに慣れているから、ただそれだけです。普段の生活の中から、無意識でしているのです。だから自分が海外にでても、抵抗なく、できるのです。その行為自体に、何の疑問も持っていないのです(笑)また、こう言ったらどう思われるとか、私たち日本人ほど、気にしていないのです。また、たまたまこのおじさんが、感謝してくれただけで、嫌な顔をする人もそりゃーいるでしょう。あんたに関係ないだろ、ってね。でも、それでもきっと彼らは気にしないのです。「OK」で済んでしまうことだからです。何が言いたいかと言うと・・・見知らぬ人に話しかけること、相手の反応をびくびく伺わないこと、(またはどんな反応でも受け入れること)これに耐性ができている人と、できていない人では、海外生活がぐんと違ってきます。(他人のかごの中をのぞけ、ということでは決してないですよ)笑良くも悪くも、日本人は他人と一定の距離を保ち生活をしています。他人に必要に干渉されたり、干渉したりすることを嫌います。でも、それは日本にいるときは必要なことかもしれませんが、海外ではまじで必要ありません。大事なことは、日本人の特性をわかった上で、海外では日本人らしくふるまわないことです。外国人のようなずうずうしいふるまいや態度を、日本にいるうちに練習をしてください。いきなり海外に言って、はい、殻を外せ、と言われても難しいものです。(できるならいいですけど)話は変わりますが、某番組で、出川さんやみやぞんさんが外国人に話しかけて、ミッションを達成するコーナーがありますが、(大好きなコーナーでいつも笑っています)彼らのふるまいや態度は、素晴らしい「お手本」です。ぐいぐい話しかけていますよね。出川Englishで。笑そして、必ずミッションを達成していますよね。達成しないと企画として成立しないから頑張っているのもあると思いますが、これができるようになると、何も怖くなくなります。頑張ってしゃべろうとしている人には、頑張って教えようとしてくれる人が必ず集まってきます。語学力から、ではなくて、どんな反応がきてもどっしりと構える気持ちの余裕と、ガンガン話しかける図太さと態度/ふるまいを先に習得してください。するとあなたの語学力は気づいたら他の誰かとはあっという間に差がついているはずですそれでは、またパート2で。