グレートアイランドの17番ホールです
『伊藤園』最終日の17番の絵理香ちゃんのプレイには様々な見方があるようです。。。
曰く「無謀だ」・曰く「ナイスチャレンジ」・・・
結果は僅かに足りずに池に捕まり、痛い終盤でのダボになりましたが・・・・
3打差で迎えたPer3、最終はパーセーブも難しいPer4・・・もしここを連続バーディーとすれば・・・
マイナス9で後続を待つことになります。。。
絵理香ちゃんは-8.。。いや-9を狙ったのではないでしょうか???その決断のショットだと思います
もし同じ展開でも・・・賞金ランキングが40台の後半に位置していたら・・・少しでも上f積みを増やすためにも
リスクは避けてパー狙いでシード権を優先させた攻めになったと思います
結果18番でバーディーを獲っても優勝ラインには及ばなくなったので・・・18のセカンドは安全な面に打ったのではないでしょうか???
僅かでもチャンスがあるときに果敢に攻めた絵理香ちゃんに称賛の拍手を贈りたいと思います
あと2戦でシーズン終了の時点で・・・絵理香ちゃんのランキングは22位・・「リコー」はほぼ手中だと思います
パーオン率は9位と一桁台に入りました。。平均ストロークは23位で賞金ランクとほぼ同じです
賞金ランクに比べて・・・リカバリー率と平均パット数はともに50位、バーディ奪取は36位とあまりよくありません
平均パットはパーオンホールの平均なので・バーディー率と直結しているはずです・・・チップインもありますが
私が気になるのはリカバリー率の50位です
パーオンを逃しても・・・パーセーブを増やさなければ・・・そのためにはアプローチの精度アップが要求されると思います
そうすればPer5でのバーディー数はもっともっと増えるはずで・・・当然スコアアップにも繋がる筈です
単純に絵理香ちゃんはパターが下手と言う見方をする人もいるようですが・・・パーオン率が高ければロングパットも増え平均パット数を下げるのは非常に大変なことのはずです。。。
1ラウンド中1回だけパーオンして・・・ワンパットで入れれば・・・その人の平均パット数は「1」です
全ホールパーオンを果たし、27パットで上がった場合平均パット数は「1.5」になります
時に数字はマジックのように人を惑わす要素を持っていると・・・・思います
アメリカでは「STROKES GAINED/TEE TO GREEN」・・・スコアに対するショットの貢献度
「STROKES GAINED /PUTTING」・・・スコアに対するパッティングの貢献度
が採用されているようです・・・詳しくは分かりませんが・・・この算出方法だとより正確にショット・パットのスコアに対する貢献度がはっきりするようです
100ヤードを残す・・と言う戦略はよくありますが・・・この分析だと100ヤードより50ヤード(より近い)の方が
高い確率でピンそばに寄っているそうです
今週は4日間の「エリエール」・・・絵理香ちゃんにはあと2回のチャンスをものにしてもらいたいと願っています