「Pergolf」のサイトに絵理香ちゃんの記事が載っていたので転載します
画像も{Pergolf」からのものです。。。
 
 9番パー4でボギーをたたき、首位・横峯さくらとの差が4打に開いたとき、菊地絵理香の善戦もここまでかと思われたが、当の本人は少しもあきらめてはいなかった。

「同スコアでスタートしても、ある程度差をつけられることは予想していました。勝負は14番ホールからだよと、仲のいい吉田弓美子さんにもアドバイスされていたので、気落ちすることはなかったですね」

 その気持ちが通じたのか、菊地がバーディを奪った10、12番ホールで横峯がまさかのボギー。あっという間に首位にならんだが、13番パー4でボギーをたたいたのが響き、追撃は及ばなかった。

「3パットでしたから、完全に自滅です。ただ、こういう部分を直していけば、最終日最終組でも戦えるかなとは感じました」

 プロになって初めて、最終日を首位でスタートした菊地。結果はほろ苦かったものの、スコアを伸ばすという最低限の目標はクリアできた。あとは、それ いくつ伸ばすかで勝ち負けになることも分かった。プロ通算84勝を誇る青木功は、優勝回数の3倍は悔しい思いをしたという。菊地にとって、今回の経験が 肥やしになるのは間違いない。

        文・山西英希