昨日、母が詐欺の被害にあったようです。
母の様子を見て父が、話がおかしい、
ということで相手に「折り返す」と
伝えたところ電話が切れたようです。
金銭のやりとりはなく済みましたが
警察に被害届けを出しに行ったところ
ゴールデンウィーク前は詐欺が多発する
と教わったようです…皆様もお気をつけください。

わたしの部門は朝5時スタート。
フルマラソンのように何十分も前に並ぶ、
という事はなくスタート5、6分前に整列。
同じ時間にスタートをするさりちゃんとは会えないかな…
と思っていたところ「えりちゃん!!」と聞こえるかわいい声♡
さりちゃんの声が聞こえた。
ゴール後にスマホを見たら、スタート前にさりちゃんからたくさん連絡をもらってたことを知る。
さりちゃんが気が付いてくれたおかげで一緒にスタート地点に並ぶことができた。さりちゃんから「そらさんだよ」と紹介を受け、そらさんから「はじめまして」と言われたが、つくばマラソンでもお会いしていることを正直に告げた笑。そらさんはしっかりまつ毛エクステをして綺麗にされていて、女子力の高さを見習った。
そらさんの去年のチャレ富士のブログを読んでいたから「そらさん、完走できますように」と後ろからお祈りさせてもらいました。
そして朝5時。スタート。
トラックをぐるり、としてさりちゃんと少しお話をしながら回った。
朝4時半スタートのけんぢぃぃを見送ったときはまだ真っ暗だったのに、5時となると薄暗い程度?もしくは明るくなり始めてきたところだったので足元の心配もいらなかった。
「山中湖にキャンディさんたちいるよ」とさりちゃんから聞いたので、河口湖にいくのが楽しみだった。
陸上競技場を出ると、しばらく坂道だった。
「坂道では足は使わないように!」と教わっていたので意識してみるものの、転ばないか心配でどうしてもスピードを落としてしまう。
何人にも抜かされたし、さりちゃんも前に出て離れ離れに。ようやく追いついたときに声をかけると、足が痛くなってる様子だった。「無理しちゃダメだよ」としか言えず、さりちゃんとまた離れ離れに。
山中湖に入るとこれまで見ていた景色と
ガラリと変わったように感じなんだかホッとした。
まだ薄暗いかな??
気温は5度表示だったような?
寒かったけれど空気が気持ちよかった。
キャンディさんはどこかな、
と気にしていたら目に入ったのは
「宮本健二」旗。
けんぢぃぃ1本、わたし1本で持っていたが
まさかキャンディさんも1本持っているとは!
計3本「宮本健二」旗があるとは驚きだった。
可愛いカンガルー姿のキャンディさん♡
ゆうさん、キャンディさんの行動力は凄い!
立ち止まりウィグライプロを投入し
このまま行けばいけるよー、と励まされ
再び走り出した。
序盤の序盤の下り坂で脚を使ってしまったか
前腿は結構パンパンだった。
ポケットに忍ばせた携帯用のチェック表を
見ると、関門との戦いが…。
富士五湖ウルトラは関門が最初きつい
と聞いていたけど、その通りだった。
関門10分前に通過、関門20分前に通過
という場面が前半にあり、ヒヤヒヤした場面も多々あり。
特に38.7kmの関門はヒヤヒヤ。
「フルマラソンも走れないのかなー」と、落胆した。
山中湖を一周し、スタートに戻ってくると
また下り坂。
また下り坂かよーーー、
なんて思いながら走っていたら後ろから
激しい音が聞こえた。
わたしの真後ろにいた男性が転んだ。
長い下り坂で脚にきたのか…
周りにいた人が手を差し伸べ立ち上がってくれたが、体と心のダメージは大きそうで辛そうな顔をしていた。
河口湖に入ると気温も上がり少し暑かった。
下り坂から後ろを振り返ると
綺麗な富士山が見えた。みんな脚を止め
富士山の写真を撮っていた。
桜がすごく綺麗だった。
観光客もおおく、河口湖は人を避けながら
走ることに。
56.4km地点に到着、大体関門20分前。
ドロップバッグを受け取った。
シューズを変え(ミズノ→ニューバラ)
ウェアは変えないことに。
エイドではDNSのサプリを頂いた。
さりちゃんにも会えてホッとし
次の関門を目指した。
次の関門まで16km、時間は約3時間。
ここからとにかく坂道がどえらく
関門2時間半かかる理由がわかった。
登っていると前から降ってくる人が数名。
坂道は完全に歩き、近くにいた方に
「私たちもここ降るんですか?」
と思わずきいてしまった。
しばらくすると、オレンジ色のウェアに
黒いテーピングをした人が目に入った。
「おーーーい」と声をかけると、
やはりけんぢぃぃだった。
レースに集中していたのか反応が遅く
「えりちゃんじゃん!!!!!」と
凄く驚いた様子だった。
そしてけんぢぃぃさんも脚を止めた。
これまで数回、同じレースを走ったり
応援しに行ったけれど、レース中は
応援に反応も出来ないくらい真剣な方が
脚を止めたことに、わたしは驚いた。
すると、コースを間違えてしまうハプニングが起きたようで悔しくて仕方ない様子だった。
もう辞めようか、という言葉もあったが
「とりあえずゴールしてきな」
としか、言えなかった。
途中で諦めるような人じゃないはず。
お水とサプリを渡し、励まされ、
わたしもまた歩きだした(上り坂走れない笑)
吉田のうどんエイドに到着。
これを目当てに走ってきたもんね!
食べていたらルナママさんにお会いした。
笑顔はいつものように美しく元気な様子だった。「あしにきてる」と言ってたがとてもそんなようには見えなかった。この後のコースを説明してくれ「ずーーっと上り坂」という言葉に耳を塞ぎたくなった笑。
アンコさんも合流でき、いつも以上のファンキーパワフルな様子に「アンコさんカッコよすぎる」と伝えると「自分でテンションをあげないと!」と言っていた。
またしばらく走るとエイドに到着。
甘くて生地がふわふわで凄く美味しかった♡
この地点で練習最長記録63kmを超えていた。
足は正直、着地するたびに痛く
といっても筋肉痛のような痛み。
スネやら、太ももに響いていた。
かすみがうらマラソンで腸脛靭帯炎のまま走ったとき、雨の中並走してくれたかっきぃさんの言葉を何度も思い出した。
「前に進もうとしなくていい」
「重心の下に足をおとすだけ」
この言葉を思い出しながら走った。
「ちょっと痛いだけ、痛いだけ」
と脳内でブツブツ。
80.6kmの関門をクリアし、スマホを開くと
けんぢぃぃからラインがきていた。
無事ゴールしたようだった。
電話をかけ少し話をした。
ちーむちーばのラインを開くと
応援メッセージをくれていた。
絶対走り切らないと、
と気合を入れまた走り出した、
が、走るのが辛くなってきたのもこの地点。
お尻や腰にもきていた。
ロキソニン飲んだの何時間前?
と計算し、7時間が経過していたので
2回目のロキソニンを投入した。
おかげで暫くすると腰の痛みはひいてきた。
2錠いれて正解。
エイドでおかゆも頂いた。梅干しが染みて
すごく美味しかった。私設エイドではおしるこやみかんを食べた。お腹はやられずずっと食べていた。
ラスト10km。
制限時間の14時間まで約3時間。
周りを見るともう走ってる人なんて僅かだった。みんな表情が疲労困ぱいとしていた。
またけんぢぃぃに連絡をいれてみたら、ルナママさんやかっきぃさん、アンコさんの声が後ろから聞こえた。「歩いてでもいける!」そう励まされると凄く勇気が出た。
キャンディさんに会うと
「けんぢぃぃ、無料のマッサージ受けながらえりちゃんのこと待ってるよ」
と教えてくれた笑。
ずーーっと上り坂で呼吸が自然と上がった。
ラスト2km。ここからは下り坂。
走ろう、という気持ちになったものの
足がいうこときかないし、呼吸があらく
走ったら過呼吸になりそうな予感がして
走ることを一切やめることにした。
最後の力を振り絞り走る人もいたけれど
わたしは辞めた。できなかった。
抜かれるたびに「すごいなー」と讃えた。
ラスト1.5kmほど。
正面から坂を登ってきてくれたけんぢぃぃが迎えにきてくれた。
歩いてゴール。
笑顔でゴールできました。
13時間25分25秒。
長い長い旅でした。
ゴール後は写真を撮ってもらいました。
今回のチャレンジは、不安でいっぱいだったけどたくさんの方に励まされたり応援してもらったおかげで達成できました。
走ってるとき何度も、コメントを思い出しました。本当に本当にありがとうございます。
100km、
すっごく楽しい旅でした!!