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「日本人と外国人のシミの違い」

白人のシミの大部分が、老人性色素斑とそばかすで、肝斑やADM(後天性メラノサイトーシス)はほとんどみられません。

一方、日本人は、老人性色素斑、そばかすの他、肝斑やADMの割合も多く、多くの人で多種多様なシミが混在しています。


「肝斑も気になるけれど、普通のシミのほうがもっと気になる!」


ということでフォトフェイシャルやルビーレーザーをぜひともやりたい!!と言われることがよくあります。

しかし、肝斑にフォトフェイシャルやルビーレーザーなどの細胞を破壊するような「攻め」の治療を行うと、肝斑が悪化することがあります。

「肝斑にフォトフェイシャルやルビーレーザーは禁忌」

美容医療界での常識です。

では、肝斑がある人はシミ治療を諦めなければならないのか?!

そうではありません!

先に肝斑の治療を行って、十分肝斑が薄くなってから、一般的なシミ(老人性色素斑、日光黒子、脂漏性角化症など)に対して攻めていく、という順序で行えばよいのです。

◆当院での肝斑治療◆

󾠮肝斑治療用レーザー
ルートロトーニング(1064nmショートパルス)
󾠯トラネキサム酸やビタミンCのイオン導入や内服
󾠰美白系のコスメや外用薬(ハイドロキノン)


などになります。

注意:
肝斑の治療をした後に、また肝斑が再発する可能性は十分あります。

再発予防のために内服や外用薬をオススメします。

レーザー機器の詳細などはクリニックのホームページをご覧下さい。

(写真は先日のTDLにて♪
ラプンツェルさん可愛かったです♪)