こんにちは。
2022年4月から2023年3月まで河合塾で浪人していた者です。
初めてブログ書いてます。緊張で手汗が。嘘です。
今回は僕が浪人する際に聞きたかったことなどをまとめたいと思います。
目次
1.プロフィール(浪人前後の成績含め)
2.成績推移
3.浪人の生活について(各科目についての感想も)
4.受かるの?
5.まとめ
すいません。目次の1番押したら1番の内容が書いてあるとこに画面が移動する技術とか、あれどうやってできるのかわかんないので今回はなしで。
くだらないこと書いてないで早く本題書けって感じですよね。今からちょっと真面目に書きますね。
1.プロフィール
・名古屋大学 教育学部所属
・元河合塾名大文系コース所属(今はアドバンスト?とかあると思いますが、名大向けコースの1番下のコースに通ってました)
・通っていた高校の偏差値:64(毎年現役で10人くらい名大輩出)
・高校3年生の時は理系で浪人を機に文転
・現役時代の模試の偏差値は全科目およそ50前半
・現役で受けた大学:理系の偏差値50あたりの公立大学
2.成績推移
・共テ結果と平均点(現役→浪人)(2022→2023)
国語:96点→135点 平均点:110.26→105.74
倫理87→世界史74点 倫政57点
平均点:63.29(倫)→58.43(世) 60.59(倫政)
IA44→87 平均点37.96→55.65
IB50→89 平均点43.06→61.48
生物74 化学25→生物基礎35 化学基礎40
平均点:48.81(生) 47.63(化)→24.66(生基)29.42(化基)
英語R 74 L75→R74 L81
平均点:61.80(R) 59.45(L)→53.81(R) 62.35(L)
∑525→672(リサーチ判定:C)
・2次試験結果
(現役は成績開示してません、すいません)
国語:6割8分 数学:9割 英語:5割 ∑6.9割
※参考:名大教育は共テリサーチがC判定の場合、2次試験の合格ラインは6割5分、最低点が6割くらい
・浪人時の模試推移(偏差値と名大教育の判定)
第1回共テ模試:66.8 A
第1回記述模試:62.3 D
第2回共テ模試:62.7 C
第1回名大オープン:58.2 B
第2回記述模試:66.2 B
第3回共テ模試:62.8 A
第3回記述模試:62.8 C
共通テストプレ:63.5 B
第2回名大オープン:61.8 A
共通テスト:60.3 C(リサーチ)
3.浪人の生活について(各教科について思ったことも)
・一日のスケジュール(授業日は授業を受けます。休みの日も同じ時間に予備校に行って自習して同じ時間に帰ってました。)
7時 起床
8時 予備校へ出発
8時45分 予備校到着
9時15分 一限開始
21時 予備校から帰る
22時 帰宅
0時 就寝
(もっと別のこと書いた方がいいのかな)
一日の勉強時間は10.11時間くらいでした。1時間勉強→10分ぼーっと何も考えないor寝る→1時間勉強を繰り返していました。12は滅多に行くこと無かったです。行き帰りはバスで単語帳や世界史の暗記などをしてました。他の人の迷惑にならないくらいの声で音読したりしてました。秋、冬は家帰ってから世界史の暗記とかもしてましたが疲れた日は素直にすぐ寝ました。スマホはロッカーに預けて、夜にスタプラに勉強時間を記録してました。その際、メモ帳かなんかに各問題集やった時間をこまめに書くといいと思います。習慣化さえしちゃえばこの勉強だらけの生活も当たり前にできます。元々勉強が苦じゃない性格だったのもありますが。
・友達関係
高校が同じ友達が数人いたので、夜だけ待ち合せて一緒に帰ってました。モチベ維持に繋がります。予備校内でも数人友達を作りました。しかし周りを見てると友達とつるみ過ぎてる人は勉強できてなさそうでした。そりゃそうか。なのでちゃんとメリハリがつく友達ならいて損は無いと思います。
・チューターさん、講師などについて
チューターさんは本当に真摯になって助けてくれました。他の塾だと結構チューターさんが良くないとかの悪口は結構聞いたんですが、僕が通ってた河合塾のチューターさんはいい人ばかりで、僕が受かるためにめっちゃ色んなことしてくれた気がします。
講師の方々は素っ気ないイメージが浪人前はあったんですが、質問に行った時などに話してみると、とてもいい方ばかりでした。ちょっと冗談言ってもつっこんでくれたりします。
チューターさんも講師の方もいい人ばっかなのでもし浪人したらめっちゃ頼ることをおすすめします。
・病んだ時
とりあえずチューターさんに言います。予備校ではスタプラを使うことが義務付けられていて、DMでチューターさんと連絡が取れるので、気軽に相談できますし、真摯に話を聞いてくださります。
また、病んだ時が授業がない日だったりすると、早い段階で勉強にキリをつけて今日はご褒美の日だと思ってお菓子食べたりしてました。
いつも友達と一緒に帰っていたのでめちゃくちゃ病むことは少なかったです。
また、1度だけ名大に行きました。モチベアップします。
・各教科(国数英)の勉強法について。(めっちゃ長くタラタラ書いてるので必要ない人は全然飛ばしてください。身近にいる有識者に聞いた方が早いかも)
予備校生の基本は各予備校のテキストです。テキストの予習→授業で解説→復習が普通のルートであり、それだけで合格のための力はつくようになっているので、下に書いた参考書の類はテキストに+αで余裕があれば、もしくは苦手科目の補完に使うといいと思います。
また、これは1浪人経験者の意見なので絶対では無いです。参考程度でどうぞ。(河合塾に通っていたのでどうしてもテキストや河合出版が多くなってしまいます。すいません。)
国語
僕は浪人前は理系だったので国語なんて全然得意じゃありませんでした。しかし、2次試験本番では6割9分をとることが出来ました。やったことを書きます。
○現代文
・河合塾のテキスト
・精選問題集
・現代文得点奪取
・漢字(みかんの表紙のやつ)
・現代文用語集
僕の現代文を担当していただいた講師曰く
4月〜8月:読解力の養成
基本→授業(テキスト)
参考書:入試現代文へのアクセス(標準、発展、完成編)or精選問題集(現代文)
9月〜11月:記述力の養成
基本→授業(テキスト)
参考書:現代文得点奪取
12月〜1月前半:共テ対策(2次試験も記述力を落とさない程度に対策)
参考書:過去問、得点奪取
1月後半〜2月後半:私大、2次試験対策
参考書:私大過去問、名大過去問、得点奪取
○古文
・テキスト
・古文上達(基礎編)
・古文単語(315)
・古文得点奪取
4月〜7月:基礎固め
・河合塾のテキスト、古文単語
8月:基礎固め
・古文上達、古文単語
9月〜11月:少しずつ応用
・河合塾のテキスト、得点奪取、古文単語
12月:共テ対策(二次対策も少し)
・共テ過去問、得点奪取、古文単語
1月前半:共テ
・共テ過去問
1月後半〜2月後半:私大、2次試験対策
・私大過去問、名大過去問、得点奪取、単語
古文は本文に文法事項や単語について書き込んだものを見て全部説明しながら音読→何も書いてない本文のみを見て文法事項などを思い出して説明しながら音読
の手順が頭に入っていいと思います。
○漢文
・テキスト
・精選問題集
・得点奪取
・サブテキスト(明説漢文みたいな)
4〜7月:基礎固め
・テキスト
8月:基礎固め
・テキストの復習→精選問題集
テキストの問題を古文と同じ方法で自分がまるで講師になったかのように壁に向かって説明しながら音読して、全部頭に入れてから問題演習しました。
9月以降は古文とほぼ一緒なので省略します
数学
・テキスト
4月〜7月:基礎固め
・テキストの予習復習のみ
8月:基礎固め
これまでにやったテキストの範囲を復習しました。
9月〜11月:応用
・テキストの予習復習のみ
12月〜1月前半:共テ対策と忘れない程度に二次対策
・共テ過去問
・テキストの復習
1月後半〜2月後半
・テキストの復習
・私大、名大過去問
数学は元々得意だったのとテキストだけで充分行けそうなのもあって他に問題集はやりませんでした。ただ、苦手な人は自分の進捗具合によっては他の問題集もやった方がいいと思います。
(基礎固め:チャート 応用:プラチカ(理系→文系)(文系プラチカの方が難しいので))
英語
4月〜11月:河合塾のテキスト、単語
12月〜1月前半:共テ対策
・共テ過去問、河合塾のテキスト、単語
1月後半〜2月後半:2次、私大対策
・私大、名大過去問、単語
英語は僕はあまり伸ばすことはできませんでした。勉強の仕方としては古文漢文と同じように説明音読がいいと講師の登○健司さんが仰ってました。登木○司先生の授業はとてもオススメです。勉強の仕方がよくわかります。(あんまり点伸びなかった人に言われてもアレかもしれませんが・・・)
単語帳は鉄壁を使っていましたが、名大に鉄壁はやりすぎ感はあります。もちろん、多くの単語を知ってて損は無いのですが、多い分穴も多くなります。それよりかは少ないけど重要な単語が集められている単語帳の方が名大には適していると思います。人それぞれですが。
4.浪人すりゃ受かるの?
これ僕が浪人する前1番聞きたかったことですね。そりゃそう。だって受からないのに浪人したってね。
結論から言いますと、浪人して受かる人は少ないです。
僕と同じコースに通っていた人がおよそ25人くらいいたのですが、僕はまだ大学で1人も見たことがありません(大学1年生の10月現在)
つまり、多分僕以外全員落ちてます。
また、僕が通っていたコースの1個上のレベルに名大文系EXコースというコースがあったのですがそのコース出身者は3割ほど大学で見かけました。
EXは元々レベルの高い人達が入るコースでしたので、1人VS3割はその差だと思います。
名大にギリ落ちて浪人した人と、1個レベルが下の大学にさえも全然到達できず浪人した人はやっぱりその差が元々あります。浪人して受かる人の大半が元々賢かった人なのは事実です。
ただ、元々賢くない人が浪人しても絶対受からないわけではありません。
僕の場合は元々理系で偏差値50くらいの人間で、2次試験で使う国語なんてへっぽこぽーでした。
友達は僕より模試の結果も悪かったのですが、浪人中真面目に朝から晩までずーっと勉強した結果慶應に合格しました。(余談ですが、第3回あたりの記述で全然偏差値高くないけど英語勝負しない?って言われてお互いに模試の結果を開示したところ、相手の英語の偏差値は70を越えていて、マウントを取られたことを覚えています。その人の第1回の記述の英語の偏差値は50台だったと思います。)
講師はその教科のプロであり、生徒のために真摯になってくださるので、事あるごとに勉強の仕方について講師に聞きに行ってちゃんと勉強して、質問があればすぐしに行っていれば成績はあがっていきますし、合格のための力は自ずとついていきます。
逆にめっちゃ勉強出来る人が落ちるケースも結構多かったです。
ずっとA判定で共テリサーチもA判定だった同じコースの人がいたんですが、2次試験の数学で見直しをしなかった結果落ちてました。
EXコースにいた人でも、授業中の発言とかを見ている限りめっちゃ勉強できるなーって思ってた人が何人かいたんですが、大学で見かけません。
これらのことは文系のコースにいた自分の体験談なので、理系コースまではよく分かりませんが、理系の方はもう少し浪人生の合格者が多いようには思います。母数が多いからかもしれませんが。
一つ言えることは、浪人前の実力は確かに大事ですが、1番大事なのは浪人中の努力とどう勉強するかだと思います。それ次第で合格する力はつくし、逆に合格出来るはずだった人が不合格にもなります。無責任なことは言えないので適切な方法でずっと頑張れた人が必ず受かるとは言えませんが、合格できる力は絶対につきます。あとは本番どう問題を解くかや緊張したらどうするかなどの作戦会議、体調管理を徹底的にすれば少なからず実力は発揮できるでしょう。
5.まとめ
以上です。この記事が少しでも多くの人の役に立てばいいと思います。