バヌアツにきてはや８ヶ月。人々の習性も文化もよくわかってはきたものの、それでもやっぱり、
きーーー
とか、おいーー
とか、ほれみろー
とか、、そんな感情になることが多々あります。
来週から学校が始まるのですが、ここ２週間以下ハプニングの嵐です。
①カウンターパートの校長に退職のレターが届く
１２月から1月にかけてすんごい相談しあって計画立てて、頑張って英語で計画書書いたのに、、、びっくり仰天でした。
②不確かな情報に振り回される
その校長、もう一年働きたい旨のレターをだしてくれたそうなのですが、、
ある日➡ｴﾘｶ、もう一年働けるよ
２日後➡ｴﾘｶ、やっぱり、退職みたい
４日後➡ｴﾘｶ、やっぱり、働けるわよ！
何日か後➡ｴﾘｶ、やっぱり、終わりよ、、
とこんな感じで情報が二転三転しそのたびに一喜一憂したので、何も信じないのが得と学びました。
③校長不在で学校パニック
突然退職のレターが届いたので何の引き継ぎもなされていないまま、校長は家族の看病のために別の島にいってしまい先生たち紙すら買えずパニックでした。
④校長が３ヶ月電気代滞納、学校中の電気停められさらにパニック
私は学校に住んでいるので、当然私の家も電気が使えませんでした。特にキッチンは窓もなく昼間でも真っ暗なので懐中電灯くわえながらご飯作りました。なんともスリリング。なかなかいい体験でした。
うちにある小さな冷蔵庫もどぼどぼになったけど
⑤パニックの中校長の家族死去
停電で先生たちがバタバタしているときに更に悲報が。
そしてみんなで校長先生の家にいって悲しみの儀式をしました。
⑥声をあげて泣く儀式
バヌアツでは人が亡くなると悲しみをシェア？するようで、一ヶ所に集まってみんなで大声をあげて泣きます。
私もその場に行くんですが、さすがに会ったこともない人のために大声をあげて泣くというのは非常に難しく、ただ悲しそうに下を向いて泣いているふりをしていました。
しかも、なかなか長いことみんな泣くんです。これは結構苦痛な時間でした。
⑦他の先生の人事も決まっていない
来週から始まるのに、他の先生も移動するかしないかで教委と協議中だそう。新しくくるはずの先生も１度も学校にきていません。
⑧先生たちが来ない、来ない、来ない
子どもがくる２週間前から先生たちは出勤するきまりになっていますが、４０人中きている先生は３分の１程度。しかもだいたい来ているのは同じ先生。
そして、私が今年やりたいことを先生たちみんなに説明する時間がほしいといって全体会議のあとに時間をもらったのですが、その全体会議をするのも先生たち全員出勤していないので、火曜日が金曜日、金曜日が来週の月曜日、、
想定内ではあるものの、もぉーー
となります。こんなんで学校の新年度が始まってしまっていいのか、、というかんじです。笑
先生たち、やる気がないわけではないけれど、
見通しをもつことが苦手
時間を守る習慣があまりない
できないこともできるといってしまう
自分や家族のことが最優先
こんな国民性なので、なかなか思うようにことは進みません。
私がおかしい！！と思うことも彼らにとっては当たり前なことがたくさんあります。
感情的に怒ってしまいたいと思うときもあるけれど、日本人１対バヌアツ人４０のこの環境で、先生たちとうまくコミュニケーションをとって学校を改善していくためにはぐっとこらえてのみ込まないといけないことがたくさんります。なので、よくイライラします。カルシウム、たくさんとらなくては
笑先生たちのモチベーションを上手に上げて学校を少しでもいい方向に改善していくのが、今年の最大の壁であり目標だと思っています。
大好きな真田丸でも
人の心を読むのが寛容
望みを捨てぬものだけに、道は開ける
と名将の幸村や正信がいっていたので、バヌアツ人の気持ちを読みながら、望みを持ち続けていきたいです。
ズートピアのトライエブリシングより
だめだった
上手くいかない
そんなことばかりよね
それでもね
進んでいくの
ちゃんとまえを向いて
間違えることでやっと
わかることだってあるから
あきらめないでいこう
どんなことがあったとしても
なんども だめだとしても
向かっていけばいいよ
ねぇ平気よ
上手くいくわ
頑張りすぎないでね
少しずつ
進めばいい
できることをやるだけ
あきらめないでいこう
どんなことがあったとしても
なんども なんどだって
進んでいけばいいよ
失敗することでもっと
強くなっていくんだから
だからいいの
やるのよ
なんども
やってみるの