テーさんのスミレカフェー -77ページ目

テーさんのスミレカフェー

面白いことが大好きで悪いことは許せない
さういふひとに私はなりたひ

僕は汚染ガレキの広域処理には反対です。


とは言っても何か大した活動をしている訳でもないです。せいぜいデモや講演会に二・三回足を運んだり、ちまちま署名するくらい。


そんな感じなので、小さいお子さんを持つパパ・ママ達の危機感とは比べるべくもないレベルではあるんですね。


なので、ここらで「なぜガレキを燃やしてはダメなのか」の基本をもう一回確認しておこうと思います。


●汚染濃度を正しく計測するのは不可能

 一部のサンプルを測るだけ、という問題もありますが、そもそも行政の方式ではγ線核種しか計測できないので、ストロンチウムやプルトニウムは完全にスルー

されるし、またスルーすると言ってる訳です。


●個々のガレキの汚染は低くても、全部足すと高レベルの汚染

 先日大阪府が出した指針では100bq/kg以下を受け入れ基準としてますが、仮に50万t処理したとすれば単純計算で500億ベクレル。しかもこれα・β線核種は入ってません。

 

●放射性物質の処分の問題

 どんな形であれ、出た分は自治体で引き受ける訳です。フィルターで防ごうが何しようが、放射性物質自体は無くなりませんから、100%丸ごと自治体に残ります。それがホットスポットになるかも知れない訳です。

ちなみに大阪府は埋め立てと言いつつ海に捨てる方式。


●人体への影響が未知数

 行政も内部被曝は考慮してますが、基本全部ICRPの基準なんですね。

ICRPが設定した係数で内部被曝量を出してるので、例えばECRRの係数では同じセシウムでも10数倍になる(この辺の計算は僕も勉強中なので、立場によって大きな差が出る事だけしか言えません)。

このICRP基準には批判が当然出ているのですが、政府もどこの自治体もきちんとした答えはありません。



ここまでは学問的と言えない事も無い話ですが。

もっと由々しき問題もあるのですね。


●ガレキ拡散は東北の復興にはならない

 結局受け入れ自治体にお金が落ちるだけで、処理する産廃業者さんが嬉しいだけです。

東京都の場合、東電のグループ会社が処理を請け負って仲間内でお金を回しちゃってます。復興を言うのなら、東北の地元にきちんとした処理施設を作らないと意味が無い訳です。

さらに、島田市みたく市長と業者の関係が色々疑わしい場合は最悪です。


●市民が知らない所で話が進められている

 大阪の場合、市民説明会無し。検討会議は一応傍聴できますが意見はNG。

広報も市のHPの判りにくい所にちょこっと載せてるだけ。こんなもん普通は判りませんって。

僕も途中まで知りませんでしたし、他の自治体も似たようなものでしょう。

生命に関わる問題を密室で決めようとするとか、まず倫理が踏みにじられてるって事です。



まだ他にも色々ありますが、主な問題はこんな感じでしょうか。


各自治体でガレキ問題を考えたり行動してる人達の様子は、

IWJで見るのが早いし一番リアルです。

http://iwj.co.jp/channels/main/

僕もここで大阪の検討会のひどさを知りました。


傍聴してた女性の一言が忘れられません。

「あなた達がやってるのは何人死んでいいかって言う議論なんですよ!!」



もう一度、肝に銘じておこうと思います。











大阪と東京で活動中の市民団体「みんなで決めよう『原発』国民投票」。


署名活動の結果、大阪では5万人以上の署名が集まり直接請求が可能となった訳ですが。


皆さんご存知のように橋本市長は否定的らしい。


「すでに脱原発で民意は示されているのに、5億円かけて住民投票する意味に疑問」とのこと。


僕は選挙で票こそ入れませんでしたが、橋本さんに期待する所が無い訳では必ずしもありません。twitterの発言とか見ても、頷ける部分がありますし。


けど、何か少しピントがズレてるような気がするんです。



今回の事故で、原発が一度事故れば取り返しのつかない事態になる事を皆が知った。

更に、原発が国民によるコントロールや決定プロセスへの参加を完全に拒否する技術だという事も皆が知った。

だから僕らは怒ってる訳ですよね。


法的に正しい方法で住民投票の請求権を得たのだから、もともと市長の見解とは関係ない問題です。

単にそれだけの数の市民が求めたという事です。


ぐだぐだ言うべき所ではない。



まあ実際議会で通るかと言えば難しいんでしょうね。その意味では違う形で民意は確かにある訳です。


首相の収束宣言や報道の減少で、特に大阪じゃ危機感ゼロですからね。


でも皆さん判ってますか。


全く事態は良くなってないんですよ。


健康被害はこれから顕在化する。

燃料は取り出せない。

余震で4号機のプールが危ない。

汚染食品は流通し続けている。


今後何が起きても不思議じゃない絶望状況が今なんです。


自戒の意味で書いときます。












お茶会の会場は公民館が良かろうかと行ってみました。


「原発」という単語で断られるかと思ってましたが、係りの方は案外よく話しを聞いてくれて。


口論する気満々だった自分に少し反省。


ただ、「三人以上の団体登録」が必要らしい。いきなり高いハードルです。


あと二人も友達いないぞ。助けてアミーゴマン!



という訳で、併設の図書館に行く。小学校時代からの知り合い(断じて友人ではない)がいる筈だ。何といっても奴は30過ぎても行動パターンが変わらんから、いつもみたく軍事関係の棚の前で立ち読みしてるだろ。


・・・

・・・

いませんです。

肝心な時にいやがらねえ


おらんでいい時には遭遇するくせに。



仕方ないから次の機会にする事にしました。

あと二人。


ぜったい見つけてやるさー!!



【JR福知山線脱線事故】前社長に無罪判決

http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120111/waf12011110440014-n1.htm


この事故が起きた時はテナントの店員やってまして、広場の大型モニターでニュース速報を見ました。


遠距離の彼女さんに会いによく利用してた路線だったので、ひしゃげた車体の映像にかなりショックだったのを覚えてます。


この事件に関しては、正直それ以上の関心を持たないままだったので偉そうなことは言えないのですが、報道を見ていて何となくもやもやした気持ちになったので自分なりに整理してみたいと思います。


大きな問題の一つは「法人」が刑法の対象になるのかどうか、ということのようです。


例えばWikiでは法人とは「自然人以外で、法律によって『人』とされているものをいう」とされています。

Wikipedia「法人」

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%95%E4%BA%BA


ざっくり調べた限りでは、法人を刑法で裁けるかどうかは法学者の間でも意見が分かれているそうです。

ちなみに否定派の意見は主にこんな感じ

●肉体や意思を持たない概念上の「人」であるので、行為能力が認められない

●自然人(肉体を持った人間)のように、懲役刑や死刑を課す事が出来ない

●自然人と法人を同時に罰すると、二重に処罰する事になってしまう

などなど。


僕は法律の解釈については素人です。ただ法というものが感情とは別に厳密に適用されるべきものであるとは思っています。だからこそ公正であるために緻密な議論が必要な事も判ります。



だけど一方で、裁判所は法人の権利については過去に認めている訳ですよ。

それも最悪な形で。

八幡製鉄事件

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E5%B9%A1%E8%A3%BD%E9%89%84%E4%BA%8B%E4%BB%B6


企業が政治献金を行う事を「法人の人権」として認めておきながら、刑事責任については「個人じゃないから不問」って考え方は、おかしくないですか?

概念上の「人」であっても、権利が認められるのなら責任も当然認めなきゃならない、というのが当たり前でしょうに。


ATSの設置義務があろうが無かろうが、事実としてJRの運転で107人亡くなってるんですよ。制限速度70キロのカーブに115キロで突っ込んだ結果として。

普通に107人分の業務上過失致死罪です。いかなる言い訳も有り得ません。



とはいえ、JRにせよオリンパスにせよ各種の法人はこのような形でずっと責任を逃れて来たんですよね。

今回の件で、僕は良い勉強をさせてもらいました。


悪魔将軍とかビルドロン軍団とかヨメンのJGK団みたく、

普段合体超人として頑張っておられる大企業。


そんな彼らはいざと言う時

オープンゲットで逃げるという事を。





法人の社会的責任について、面白い本を一冊ご紹介しときます。

ジョエル・ベイカン著『ザ・コーポレーション』

DVD同梱版がお勧め


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ちなみにアフィリエイトとかしてませんので押しても絵が出て来るだけです。


診断の結果、企業はサイコパスだそうで。