昨日は成人の日でしたね✨
昨日の夜に教え子が電話をくれて、
気付きました…😮！
「成人を迎えるにあたって、
１番感謝を伝えたいのは先生だと思って。」
本当に嬉しかったです☺️
その子は当時とにかく全力少年で、
ホームステイや、
生徒会長に落選するも副会長になり、
部活でも副キャプテンを、
(生徒会執行部は主将の兼任禁止)
文化祭ではバンドを組むような、
典型的な目立つ存在の男の子でした。
下ネタと女の子の存在が大好きで、
誰にでも平等に接することができて、
でもビシッ！と注意する正義感もあって、
勉強も運動もできてしまう…。
彼の才能に嫉妬したり、
羨望の眼差しで見ていた生徒たちは
きっと多かったと思います。
わたしも彼が眩しかったです。
中学を卒業してライン交換をして、
今に至るのですが、
数ヶ月に１度のスパンで必ず連絡をくれていました。
彼が高校２年生へ進級する春に、
わたしは結婚を機に退職し、
最後に会ったのはもう４年前かな。
卒業生の中では１番ラインしました。
文理選択の意見を求められたり、
大学の学部・学科への意見、
教員や教員免許についてだったり、
模試の偏差値が上がらない、
過去問演習のタイミングと必要性、
受験生になるから部活辞めたとか、
友達以上恋人未満の女の子との今後…
時には暗い話もしてきました。
センター失敗して浪人するかの相談、
予備校の相談、
受験直前でのご両親の離婚、
突然の父子家庭になり、
家庭内の混乱の様子を話してくれたり…
お母さんが家を出ていった直後に、
「帰宅したら母さんいなくなってた」
って文面を見たときは、
駆けつけてあげられない距離に嫁いだ自分を悔やんだこともありました。
ざっと思い返してみても、
多岐にわたっていろいろな話をしました。
男の子なのに珍しいですよね😮
勝手に年の離れた弟ぐらいに思っていた時期もあって、
わたしには何でも本音で話してくれる、
何かあったら頼ってくれる、
と思い込んでいました。
それが、
浪人して迎えたセンター試験後から、
連絡がパッタリ途絶えて、
突然ラインから彼のアイコンが消えたんです。
連絡をとる方法はゼロではなかったものの、
わたしはそれをしませんでした。
人と離れたくなったのかな…って。
時間に追われて、
追い詰められて、
答えを出し続けることに疲れたかな…
浪人すれば必ず希望が叶う訳でもないし、
もしも二浪目を決断するとしたら？
そもそも浪人を経験していないわたしに、
もうかけられる言葉なんて無いよな…
と、
大事な友達を失う感覚で寂しかったですが、
そっとすることにしました。
娘を寝かしつけて一緒に布団にいた、
22時半に登録のない番号からの着信。
なんと彼でした！
わたしの携帯番号を控えた手帳があることを
思い出して電話をかけてくれたのが、
昨日のことでした。
音信不通になって１年以上が経っていました。
彼の方も意図的に避けていたのではなく、
スマホが壊れてデータが修復できなかったそうです。
友達とすら完全には繋がれてない現状だそう。
わたし自身もラインの友達自動追加や、
ID検索をOFFにしているし、
TwitterやInstagramも利用しないので、
どうしても探し出せなかったと聞きました。
生徒や保護者の方に身バレしない対策、
一切のSNSをしない！！！！
教員あるあるが仇となりました😅笑
久しぶりすぎて、
１時間も電話してしまった…😮
完全に親密な女友達レベルです笑
卒業を見送って５年が経ちますが、
ふと思い出して連絡してくれる。
少なくとも教員として、
自惚れかもかもしれませんが、
彼には何かを遺せたのかなと思います。
短い教員生活を経て、
１０００人以上の教え子がいますが、
律儀にこういう連絡をくれるのは、
圧倒的に男の子が多い印象です。
女の子は口が回る子が多いので、
感謝の気持ちもその時々で伝えてくれますね。
卒業のタイミングで手紙をくれるのは、
圧倒的に女の子ばかりですし💌
第３者に素直でいられるのは女の子なのかな？
と感じます。
あれだけ子ども中心で生きてきたのに、
我が子中心の生活になると、
祝日の内容まで把握できてなくて、
情けない限りです。
本来ならこちらから「おめでとう」、
かけてあげたい言葉でした。
新成人のみなさん、
心からおめでとうございました🌼
式典の延期や中止で、
友人と再会する機会も奪われてしまって､
胸が痛いです。
市長や年長者の祝辞は省いてでも、
せめて各々の出身中学校の体育館にでも
同級生で集える日がくるといいな…
と願っています🍀
(マナーが悪い男の子たちは、
このコロナ禍でも相変わらずですね！
教え子が暴走行為をしていないことを祈ります。
成人式ができていることへの感謝、
忘れないでほしいものです😶)
これから先もう２度と、
「先生！」
と呼ばれることがないからこそ、
わたしが先生だったことを覚えていてくれる存在に感謝したいと思います。
最後まで読んでくださった方、
ありがとうございました。