前回に引き続き、今回は公立高校の受験での座席配慮についての話です。

私立高校と違って私の住む県の公立高校は、
学校単位で受験生に対して特別配慮をするかどうかを決定する権利を持っていないようです。
担任の先生のお話によると、
⒈中学校長から配慮希望内容を高校校長宛に出す
⒉高校内でどういう対応をするか検討
⒊高校が決めた内容を県の教育委員会に連絡する
⒋県の教育委員会にて審議
⒌審議された内容が高校校長宛に戻ってくる

⒍中学校長宛に高校の校長から連絡くる

こんな長い道乗りが必要です。
⒋で、県の教育委員会がダメと判断をしたなら、

高校が再検討案を出す。
そしてまた県教育委員会へあげる とか、
最新の診断書を出すように言われたりすることもあるそうです。
私の住んでる県では、2月末に出願校を決定し、

その8日後には試験です。
短期間で上記のような話し合いが必要なため、

結論が出ないまま受験の日を迎える可能性もある

とも言われました。
もうその時は仕方ないので諦めようと息子と話し合い、その旨担任の先生には伝えました。


結果的に、息子の場合、特別待遇希望内容が

座席配慮レベルだったので

案外すんなりと許可がいただけました。
色々と心配しましたが、公立高校も問題なく受験することができました。

今回は高校受験なので、基本的に中学の先生が動いてくださいました。

さて3年後にやってくる大学入試は?

自分でやらないといけないですよね。
共通テストのリスニング、大学の講義室で受験となると、部屋も広くなるだろうし、今から不安です。