失恋で失くしたものは、将来を考えてくれない恋人と、下心全開の美容師。

 

「今年はいろんなものを壊して作り直す時期」と、確か前に桜乃先生に言われました。

宿曜占星術でいうところの「壊」の年なんだとか。ちなみに私は張宿です。

 

下心全開の美容師を失くして、潤いのある髪と素敵な髪型を手に入れました。

 

かなこに勧められてユーフォリアに行ったのですが、その後の髪型が周りの人からものすごく好評です。7/27、てらだくんの夕礼のお花係のために午後だけ出社したとき、本来の在宅日に出社したので普段会わない人に久しぶりに会えました(うちの部はコロナ以降出社がシフト制になっています)。

髪型を変えてから初めて会う人がたくさんいたせいもあり、いろんな人から褒めてもらえました。

 

同じ職場の6つ上のやまのさん(仮名。私たちの事務の検印をする女性。気さくで元気)は普段から私のことをかわいいかわいいと言ってくれていますが「かわいいえりさんが髪型変えてもっとかわいくなった!」と私にも、私がいないところでも言ってくれていました。

3つ上のしょうじさん(仮名。いい女感漂う仕事ができる美女。役席)も「知らないお姉さんがいると思ったらえりさんか!色気!」と言ってくれました。「しょうじさんに褒められると嬉しいです。美女に褒められるの嬉しい」と返すと、しょうじさんはびっくりした顔で「いや、私なんて全然だよ、髪ぼさぼさだし…」とか言って恥ずかしがっていました。ときどき思うのですが、なぜ私は男性に生まれてこなかったのでしょう。

しょうじさんのような美女でも、自信がなかったりするんだな、いつも明るいけど、案外私とそう変わらない不安な気持ちも持ってる女性なのかも、と初めてしょうじさんを身近に感じた瞬間でもありました。

 

将来を考えてくれない恋人を失くして、友達を得ました。

 

高校の同級生のゆりえとはもともととても仲良しでしたが、疎遠になっていた時期がありました。

ゆりえは面白くて奔放な性格で、私は人に合わせるのが得意な性格でした。

ゆりえにもいつもペースを合わせていたせいで、ゆりえは私と自分が似た性格だと思っていたようです。実際は全然似ておらず、奔放さがエスカレートしたゆりえに私が耐えられなくなり、爆発し、一時期距離をとっていました。

でも、失恋したと4人のグループラインで言ったら、真っ先に「ご飯に行こう」と外に連れ出してくれたのはゆりえでした。私はひどい態度を取ったこともあったのに。大切な友達を改めて大切だと思うことができました。

 

男友達ではてらだくん。実は以前はそんなに彼が得意ではありませんでしたが、たくさん話を聞いて励ましてくれて、楽しい気分にしてくれます。

 

かなこもりんも、私のうじうじ話を辛抱強く聞いてくれました。

りんには、今私から好意を伝えてみているLA在住のおかのさんとのラインの文面をスクショして送っては喜んだりキレたりのくだらない話を聞いてもらっています。

 

もちろん失恋は悲しいし、得たものもあるから全然おっけー!とは思えないけれど、天秤にのせたら得たものの方が大きいのは明らかです。

愛してくれない恋人なんて1円の重さもきっとありませんから。

 

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