人と自分を比べるクセ、

昔からあるけれど、

4月から全てにおいて自信をなくしていってる。

人が全部良く見えて、

自分で首をしめていってる。


子どもたちは落ち着かない、

毎日うるさいし、

面倒なことばかりやらかすし、

気持ちがなかなか伝わらない、

去年よりも悪くなったなら、

わたしが悪い。わたしのせい。

やっぱり向いてないかも。

そんな話ばかり人にしてしまう。

今までは教科を教えていたから

他の教科の先生と比べることはなかった。

今までは役割があって学年チームでやってきたから、

自分は自分でやれていると思ってた。

いちばん自分のクラスが好きだったし、

時間と労力を取られてもやりがいがあって、

その気持ちにみんな精一杯答えてくれた。

その学級、教科、生徒指導、全て任されると

どうしても一人ひとりの力量が問われる。

他の先生方はキャリアが長いとはいえ、

毎日毎日比べてダメさ加減に疲れてしまう。

前の年の卒業生からメールや手紙が来ると、

不甲斐ないけどちょっと泣きそうになる。

そう、いちばん比べてたのは、去年の自分と。

そんなものはもうないから。

自分から望んでこちらに来たから。


今年は自分が出来ないところを

散々嫌な思いをして身につける年。

足りないところを

子どもたちから身をもって教えられる年。

抱え込まずに聞いて、教えてもらって、

去年とは違うやり方で、自分を変えて、

比べないで、新しい気持ちで。

そうやって励まされては、

また現実落ち込んで、繰り返し。

今週末は運動会。

実際役に立ててない自分が嫌で、

疲れているのに眠れない。

自分を変えるって、こんなに大変だったかな。

もうちょっと柔軟だと思ってたのに。

そんな半年が過ぎようとしてる。

人と比べて肩身の狭い思いをしても、

自分が進歩しているならば、

それでいいのだけど。