ICL(眼内コンタクトレンズ)体験記② ~手術当日
さて、2021/5/17、山王病院でICLの手術を受けてきましたので、当日のレポをいたします。
病院によって異なると思いますので、あくまで一例としてご参考になればと思います。
手術前までの様子は体験記①のほうに書いてありますのでご参照ください😊
さて、いよいよ手術当日です。
朝8時に病院が開くので、8時15分頃までに入院受付を済ませます。
その後、8時半までに眼科に行き、本日手術を担当してくださる清水先生の診察を受けます。
8時45分頃、病棟に行き、病棟の看護師さんから説明を受けます。
病室は個室になっており、テレビや冷蔵庫、トイレ、お風呂などを完備していてホテルの一室のようです。
さて、その後手術着に着替え、9:00/9:20/9:40と、20分おきに目薬を差します。
9時50分頃、看護師さんに付き添われ、再度眼科に診察に行きます。
そのまま手術室に向かい、目に麻酔をして、手術台にあがります。
手術中は3点の光を見て、痛みを感じたり、咳が出そうになったりしたら言ってくださいねと手術中の説明を受けます。
手術台に上がると、目の部分だけ穴が開いたシートをピッチリと右目を開くように貼り付けます。
その後再度麻酔をかけ、清水先生がいらっしゃり、手術が始まります。
手術はメスで3ミリほど切り、そこからレンズをいれると言うものです。
手術中は、水がかかっている感覚と、押されるような感覚があり、途中視界が真っ暗になったりもしますが、痛みはなく、ひたすら3点の光から視点をずらなさいように意識しました。
時々清水先生が、少し下の方見てなど、指示をしてくださいます。
緊張して力が入っていましたが、痛みはなく、15分ほどで右目の手術が終わります。
その後同様に左目の手術を行います。
右目でどんな感じなのかがわかったので、左目の時は少し安堵した気持ちで受けることができました。
手術が終わると病棟の看護師さんが車椅子で病室まで送ってくれます。
部屋に戻ったのが10時50分頃。
手術が終わった直後から目は開けていいのですが、瞳孔を開いているため、手元はぼやけて見えません。
その後、11時/12時/13時/14時と点眼をするように言われ、11時過ぎに血圧を図りましたが、それ以外は病室のベッドでゴロゴロしながらテレビを見ていました。
12時に昼食を食べ、13時15分頃、再度眼科に診察に向かいます。
この頃には大分手元も見えるようになり、視界がすっきりしてきます。
少し眼圧が上がっていたものの、特に問題がなかったので、病室に戻って着替えを済ませ、手術、入院費用の支払いをして、退院となりました。
手術と聞いて、さすがに少し身構えていましたが、ほぼ痛みもなく、あっという間に終わりました。
緊張していて疲れたのか、この日は夜ぐっすりと眠ることができました。
手術後の経過についてはまた次のブログに記載します⭐
ICL(眼内コンタクトレンズ)体験記① ~手術前
5/17にICL手術を受けるので、自分の記録用と、そしてこれからICLを検討している方のご参考になればということで、体験記を記します。
視力は0.1未満、コンタクトでいうと両目ともに-4.5を使用しています。
私がICL手術を受けるのは山王病院。
目のことなので何かあったら大変と思い、金額云々よりも信頼性重視で選びました。
山王病院のアイセンターにはICLの第一人者と言われる清水先生がいらっしゃるのでこちらにしました。
山王病院に行くのは初めてでしたが、アイセンター専属ダイヤルに電話してスムーズに初診の予約をとることができました。
2021/3/31 初診
初めての山王病院なので、少し早めに行って一階の受付で診察券を作ります。
さすが山王病院。
他の病院とは格式が違う感じがします。。。
登録手続きが終わるといざ眼科へ。
視力検査や眼圧検査など、よくある検査を受けた後、先生による診察があり、目の状況からICLの可否が判断されます。
私は清水先生指定にしましたので指名料が1万円かかりました。
私の目は問題なくICL手術を受けられるとのことでしたので、その場で日程を決めます。
診察が終わると看護師さんからその後の流れの説明があって終了となります。
この日は1時間半ほどで終了しました。
2021/4/28 術前検査
この日は手術前の検査で、眼内にどのレンズをいれるか、麻酔など手術を受ける上で問題がないかなどをチェックします。
はじめに眼科に行って、色々な機械でたくさんの検査をし、とても緻密に視力検査を行います。
若くてイケメンの視能訓練士さん?にスパルタで視力検査をされ、視力検査でこんなに疲れたのは初めてでしたが、
「これでレンズ決まっちゃうので頑張ってください」
とお兄さんの一言。
はい、至極正当です(笑)
何度か心が折れそうにはなりましたが(笑)、これで一生見えるレンズが決まるんだと思い直して頑張りました💦
目の検査が終わった後は、地下に移動して尿検査、血液検査、レントゲンをとって、手術を受ける上で問題ないかを確認します。
その後眼科に戻って、先生から先程の検査結果を踏まえて、目に入れるレンズの説明や、手術の説明があります。
私の目は左目だけほんの少し乱視が入ってるとのことで乱視のレンズを入れるとのことでした。
乱視のレンズは見える角度があるそうで、その角度にぴったり合わせて入れないといけないという難しさがあるようでした。
これで術前検査は終了です。
トータルで3時間半ほどかかりました。
2021/5/14 PCR検査
これは今ならではですが、手術の直前にPCR検査を行います。
朝9時にPCR検査室に行き、順番に呼ばれ、鼻の粘液検査をして、すぐに終了となりました。
当日の夕方、もしくはよく診療日に連絡がなければ陰性とのことです。
万が一陽性だった場合は手術日程が変更になるとのことでした。
と、ここまでが術前の流れとなります。
病院によっても変わりますのでご参考まで。
いよいよICL手術が明後日に迫ってきましたが、今の心境としては手術への不安と、見えるようになることへの期待と、あとはなんだか不思議なもので、この見えない世界が終わっちゃうんだという切なさを感じています。
今の私の目からの視界はどうやっても記録に残すことができないので、今の私の目から見える世界を目に焼き付けておきたいと思います(笑)
では、次回は手術当日についての記録を書きたいと思います😌


