初めまして、えりです。

起業を決めてすぐの頃、InstagramもCanvaも
全部ゼロから自力で調べていた時期のこと。
息子たちを寝かしつけた後、
静かなリビングでひとりPCを開く夜が続きました。「どの順番で何を覚えればいいか」——

QC時代の癖で、まずそこから考え始める自分がいました。
全体の仕組みをパズルみたいに組み立てながら、ひとつひとつ試していく。
誰かに教わったわけじゃない。
検索と、試行錯誤だけが先生でした。


Canvaでアイコンを作った夜は、特別でした。
フォントを選んで、色を決めて、自分の名前を小さな正方形に置いた時。
会社で新しい機器の操作をマスターした時みたいな、あの「わかった!」という感覚が戻ってきて。
単純だけど、本当に嬉しかった。
プロセスを踏んでいる感覚。

そう思いながら、Instagramへの登録を進めていったんです。
でも。
「完了」ボタンの直前で、気づいてしまった。
これ、見られるんだ。
不特定多数の、全然知らない誰かに。

20年間、私の仕事はずっと「社内」でした。上司や同僚には見られてきた。でも、社外の、名前も顔も知らない誰かに、自分が見つかるなんて
——そんな経験、一度もなかったんです。
指が止まって、心臓がどきどきして。
一気に色んな不安が押し寄せてきて。
正直、怖かった


それでも押したのは、20年のキャリアが教えてくれた一つの事実があったから。
最初の結果は、必ず不完全でいい。
それがあるから、次へ進める。
震える指で、完了を押しました。

あの夜の私に、今の私から言えることがあるとすれば——
「それで正解。そのまま続けて。」

同じ夜を過ごしているあなたに、届きますように。