「なんて日だ！」はバイきんぐの小峠英二さんの持ちネタですが
次から次へと嫌なことが起きて「なんて日だ！」と叫びたくなる日は
生きていたら一度や二度ではなく起こると思います。
運気は良いときもあれば悪いときもあります。
ずっと良いままの状態が続くわけではないですし
ずっと悪いままが続くこともありません。
悪いことが続いたあとには良いことが起きると言われることもありますが
次から次へと嫌なことが起きるとしたら
それはその次に良いことが起きる前触れなのかもしれません。
とはいえ、嫌なことが起きたらいい気分はしないですよね。
これはついこの間、実際にあったことなのですが
貸し会議室の見積もりをお願いしたのに1週間待っても返事が来ず
なんでやねんと思いながら電話をしたら留守番電話
痺れを切らしてその会議室がある施設にお電話したら
ありがたいことに見てきてくださったのですが
明かりはついてるけど誰もいない状態だったり（長い）
切羽詰まった状態でトイレに行こうとしたらトイレが使えなかったり
家に帰ってごはん炊いといてと言ったら余裕があったらと返されたり
仕方ないから自分で炊飯器をセットして買い物に行こうとしたら
腕時計を落としたことに気がつきました。
こんな感じで立て続けに「なんでやねん」を叫びたくなるようなことが続いたら
自分はなんてツイてないんだ！と思うことでしょう。
ツイてないと感じるときは
大体自分が好まない状況のときです。
こういうの好きじゃないのにと思いながら行ったことや
得意じゃないと思いながら行ったときに
起こりやすいような気がします。
これはお持ちの通変星によって異なりますが
その方のあまり表に出てこない箇所の通変星が
こじれていることが多いです。
今回の場合ですとこじれたのは劫財だったのですが
もともと私の通変星は物事を段取りよくするよりも
行き当たりばったりで思いつきですることを好みます。
劫財は「思いつきが自分の思うとおりに進む状況」を好みます。
たとえば問い合わせをしたらすぐに解決する
誰かに何かを頼んだら快く引き受けてくれるなどが好みの状況となります。
あまり時間がとれない中で
１人で仕事をこなし、家事をこなすという状況は
劫財にとってできないわけではないけれど
得意ではない状況です。
会議室にしても最初から電話をしていたらよかったのに
電話は好きじゃないからすぐにかけませんでしたし
見積もり依頼ってあるからメールでもいいだろうと
楽なほうの道を選びました。
（ビジネスとして提供しているのだからもうちょい頑張ってくれとは思いますが）
トイレすら行けない切羽詰まった状態にしているのは他ならぬ自分ですし
腕時計を落としたのも、帰りをあせって確認を怠ったからです。
できるけど面倒くさいと感じることを後回しにしたり
ある程度の見通しや段取りを立てずに仕事を行ったから
ツイてないと思うような上手くいかない出来事が頻発したのです。
比肩・劫財は自分の思うとおりにならない状況を嫌います。
食神・傷官は自分の思うままをとがめられるとイライラします。
偏財・正財は周りの人に対して勝手に期待しすぎて結果にガッカリします。
偏官・正官はそれは間違ってるでしょと言われると反論したくなります。
偏印・印綬はやりたいことを否定されたり止められるとイラッとします。
上記のような状況が続いたら
自分はツイてない、自分の思うとおりにならないと
考えてしまうようになります。
それはツイてないというよりも
自分で自分をこじらせてしまっているのです。
人は変えられませんが、自分は変えることができます。
ツイてないと思うときは
好みではない状況を自ら作り出していないかを
振り返ってみてほしいと思います。
これはどの通変星の方にも共通するのですが
どれだけツイてないと思う状況でも
悪いことだけではないはずなのです。
ただそこを見ているか見ていないかの差があるだけ。
さっきの私の例だと
買い物では欲しかったものが割引されてましたし
紅まどんな（高級みかん！）をおまけしてくれましたし
腕時計はすぐに気づいて電話できたから見つかりました。
ツイてない、嫌だと思うときほど
自分に起こった良いことに注目するようにすると
だんだんと強運体質になっていきますよ。
自分が好みの状況、好みではない状況は
個人セッションでお伝えしています。
今回着目した通変星は好き嫌い、得意不得意だけではなく
その方の才能を読み解く箇所です。
どのように読み解くかは四柱推命講座の初級編でお伝えしています。
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