こんばんは。
四柱推命鑑定士の伊藤 恵利子です。
円推力の話の続きです。
前回は月の時代(1969〜1983年)までのお話でした。
今回は1984年から現在までについてです。
1939〜1953年 風のエリア
1954〜1968年 太陽のエリア
1969〜1983年 月のエリア
1984〜1998年 大地のエリア
1999〜2013年 風のエリア
2014年〜 太陽のエリア
1984年からの大地の時代を
代表するできごとはいろいろあります。
・バブル景気とその崩壊(1986年〜1991年)
・昭和の終わり(1989年)
・阪神淡路大震災と地下鉄サリン事件(1995年)
・初の自民党以外の政権(村山内閣1994〜1995年)
大地の時代は
今まで持っていた常識がひっくり返されるようなことが
多かったような気がします。
私は関西在住なので
阪神淡路大震災時の根元から折れた高速道路が
目に焼き付いています。
大地は安定を好む性質を持っています。
好景気から始まった時代は
時代が進むにつれてぐらぐらとしていきます。
ぐらぐら揺れるからこそ安定感が欲しいと思うのが
生き物としての本能。
バブル崩壊後に公務員がもてはやされたのも
この時代ならではだと思います。
大地の時代に社会を作っていたのは
太陽の時代の人たちです。
太陽の時代の人たちは
みんなと一緒を好む人たちです。
なので大地の時代と太陽の時代は少し似ています。
太陽の時代が
【みんなと一緒だから安心】
というのに対して
大地の時代は
【安心するためにみんなと一緒を好む】
という違いがあります。
1998年に大地の時代が終わり
1999年から風の時代が始まります。
1999年といえば私はノストラダムスの大予言を思い出します。
小さい頃に知ったこの予言にびびってたのは私だけじゃないはず・・・
(若い世代の方はぜひググってみてください)
風の時代の象徴的できごとは、
インターネットなどのIT技術の普及です。
1995年にWindows95が発売されたあたりから
IT技術は一部の人だけが使える
特別なものではなくなってきました。
私は1999〜2000年に就職活動をしたのですが
なければ就職活動できないと言われ、携帯電話を持ちました。
インターネットの普及は不穏な事件も産みだしました。
ネットの掲示板に予告を書き犯行を起こすという事件が起きだしたのも
風の時代です。
ホリエモンこと堀江貴文さんが注目されたのもこの時期。
1939〜1953年の風の時代と違うのは情報の拡散の仕方です。
会話や紙という媒体だけでなくSNSという媒体での拡散は
時間や国境すら超えて広がっていきます。
風の時代に生まれた子どもたちは
2018年現在、5歳か19歳くらいとなります。
デジタルネイティブなどと呼ばれるこの世代は
生まれた頃から携帯電話やスマートフォン、パソコンが当たり前にある世代です。
その子どもたちを育てる親世代は
【みんなと一緒がいいと口出しされてきた】
【不安感が多く、安定志向の強い】人たちです。
生まれたときから軽やかな風の時代の人たちから見ると
重たい世代と映っているかもしれません。
2014年から、再び太陽の時代が始まりました。
SNSなどを通じて様々な場所と
繋がれるようになった私たちはどこへ向かうのでしょう。