四柱推命鑑定士の伊藤 恵利子です。
天中殺はどの方にも訪れる
四季の中の「冬」に当たる時期です。
そんな天中殺を人生全般に持っていらっしゃる方が存在します。
その命式を専門用語で「宿命中殺」と呼びます。
どこに出るかで宿命中殺の意味は変わってきます
月柱に天中殺のかかる生月中殺は
他の宿命中殺よりも人生に影響を及ぼすとされます。
生月中殺を持つ方は生きづらさを感じることが多くあります。
「仕事がうまくいかない」
「人間関係がこじれがち」
こういった悩みを持つ方が多くおられるのも
この宿命中殺を持つ方です。
私自身の話をすると
「誰か」になりたい。
「誰か」になれば幸せになれる。
自分と「誰か」を置き換えれば
自分に向き合えない弱さは解決する。
こんなふうに思っていました。
占いの勉強を始める前に四柱推命鑑定をしてもらったときに
こんな言葉があってハッとしました。
生き辛さを嘆いて過ごすのではなくなぜそれを選んで生まれたのかを考えましょう
自分自身に向き合うこと。
それが私にとって一番必要なものでした。
自分を弱いと思い込んだり
自分を守るために
自分が「誰か」ではないから
幸せじゃないと思いこむ。
そんな人生は楽しくない。
今ももがいていますが、自分自身に向き合い続けています。
もう「誰か」になりたいとは思いません。