先日、ブログで書いたUNLVの無料講座「Graffiti Photos:Self-Photography in Japanese Girl Culture」というプリクラを題材にした講義を聴いてきました。講演者は、Loyola University of ChicagoのLaura Miller教授です。

会場は100名くらい入れる教室でしたが、立ち見が出るくらい満席でした。大半はUNLVの学生さんのようでしたが、なかには二人組のおばあちゃんなど、無料講義らしくいろいろな方が聴講していました。

日本や東アジア文化に精通したLaura教授がプリクラの実例を紹介しながら、女子高生がはまるプリクラがどのような意味を持っているのかを語っていました。

彼女のポイントは、「当初は普通に友達と写真を撮るだけのプリクラも、その後、「ヤバプリ」、「エロプリ」などのように、一見女の子自らがやらないような醜かったり、セクシーな写真を撮る方向に変質してきている。こうしたプリクラは、女の子たちの、女性という既成概念に対する反抗であり、プリクラは彼女たちに安息の場所を提供している。」というようなものでした。

そもそも「ヤバプリ」も「エロプリ」も知らなかったので、今回の内容は僕にとっても驚き。まあー、そうしたおかしなプリクラの実例をたくさん紹介してくれるのですが、「うん○」マークが登場するプリクラの多いこと、多いこと。汚くて申し訳ないのですが、女の子たちとうん○マーク、そしてその横に「うん○びちびち」と書いてあるプリクラを紹介していたのですが、よりよってLaura教授が真面目な顔して、その言葉を日本語で読み上げるもんだから、もう一人で苦笑してしまいました。丁寧に英語訳まで付けていたので、他の方も意味は理解さているようです。

学生さんも多いので、くだらないプリクラの実例紹介に結構笑いも起きていました。ただ、日本人とすると、あまりにお下劣なプリクラが多かったので、やや恥ずかしく、素直に笑ってられませんでしたね。教授の主張が的を射ているのかどうかよく分かりませんでしたが、そのプリクラの「壊れている」ぶりに国の将来を憂いました。また、自分の娘は、自宅でお下劣ワード連発なので、我が家でも着実に予備軍が育ってしまっているかも。

質問の時間で、誰かが「日本のプリクラはどこに向かうのか?」という質問をしていましたが、教授も分からないと素直なお答え。というのも、日本は世界で一番予測不能な国だから、とのこと。確かに頷けます。

まあ、お下劣ネタはやや幼稚な気もしますが、一方で、ある種、独創的なプリクラ文化発展させてきた日本女子のパワーも感じました。それにひきかえ、若い男が心配です。



$ラスベガスレポート
そうそう。おとといくらいに日本から帰国した方によると、LAからのベガス便で水泳金メダリストの北島康介さんと同乗されたらしいです。ベガスのどこかで見かけるかも?
2016年のオリンピック開催地の決定がいよいよ今週金曜日に迫りました。

開催候補地は、マドリッド(スペイン)、シカゴ(アメリカ)、リオデジャネイロ(ブラジル)、東京(日本)の4都市です。日本からは鳩山首相、アメリカからはオバマ大統領夫妻が総会に参加するなど、各国首脳も力が入っています。

今まで南米でオリンピックが開催されたことはなく、その点でリオが有力。但し、治安の悪さは確かに懸念材料の一つ。そんな中、国際オリンピック委員会の収入を支える米NBCの存在を背景に、シカゴが追い上げを見せている模様です。オバマ大統領が総会入りすることにしたのも、勝算があるからだとの見方があります。

シカゴでは72%の市民がオリンピック招致に賛成しているようですが、当然一部市民は反対しています。これは反対市民のサイト、その名も"Chicagoans for Rio 2016"。彼らの、主張は、シカゴ市はただでさえ財政赤字を抱えており、オリンピックにお金を使っている場合じゃない、というもの。サイトによると、アテネオリンピックの22の会場の内、21の会場は現在使用されていなかったりとか、モントリオールがオリンピックにかかった負債を返済するのに30年もかかった等とのことです。不況の真っ只中、オリンピックなんかにお金を使わず、もっと目の前の生活改善にお金を使ってくれよという主張は頷けるものがあります。

ちなみに、東京。計画自体は緻密でそれなりの評価のようですが、国民が盛り上がってない。なんとも日本らしい気がします。僕としても、2016年にオリンピックが東京に来る必要はないと思っています。ここで他の都市開催で決着がつき、オリンピック招致時の建設予定地として使われてない都内の一等地が、早く民間の手によって他用途に開発されて欲しいと思います。