先日、家族でブライス・キャニオン国立公園
に旅行に行ってきました。
ブライス・キャニオン国立公園は、高度も高く、周辺の「光害」も少ないことから、全米でも星空のきれいな有数の場所です。この週末は、新月ということもあり、夜空を楽しむ絶好の機会。
と意気込んだものの、朝から生憎の空模様。Cedar Cityからブライス・キャニオンに向かう道中では大雨におそわれました。
こちらは、最初に訪れたSunrise Point。この後、Hoodoosと呼ばれる尖った岩々は雲に隠れ、小雨が断続的に振りました。この雨水こそが長い時間でHoodoosを作り上げてきたわけで、仕方ありません。なお、小さいですが、写真真ん中に見える斜めの岩は、Sinking Shipという岩で、その名の通り、沈没する船のような形に見えます。
しかし、運良く、天気はだんだんと回復傾向、曇り空ながら、雨は上がりはじめました。こちらは、Inspiration Pointと呼ばれるところで、多くのHoodoosを比較的近くから眺めることができました。
つづいて、一番ブライス・キャニオンらしいポイントが、こちらのブライス・ポイント。無数のHoodoosを一望できる素晴らしい場所でした。以下の写真は、天気が回復した翌朝に、再度訪れた時に撮った一枚。何度、来てもいい場所です。今度は、時季をかえて、雪景色も見てみたいです。
見所は、以上の公園北側に集中していますが、シャトルバス・ルート以南で印象的だったのが、このNatural Bridge。力強いアーチでした。
こうした崖上のビューポイントからHoodoosを眺めるの良いですが、場所によっては比較的ラクに崖下までハイキングできる点も、この公園の魅力でしょう。
うちは、子供も一緒だったので、距離も1.4マイルほどのNavajo Loop Trailに挑戦しました。雨もやみ、歩くにちょうどいい気候となりました。
先ずは下り。ウォール街と言われる岩場の間を抜ける道ですが、まさにビルとビルの狭い路地のようなトレイルで、必見の場所でした。
また、下に下りると、岩と岩との間の狭い場所に、まっすぐ伸びた木が数本たっており、生命の力強さを感じました。
復路の上りには、雷神ハンマーとスリー・シスターズという特徴的な形の岩が見られます。実は、スタート地点付近からも見られるのですが、そうとは知らず、復路の上りでようやく発見することができ、よけいに印象に残りました。
そして、当初の目的の一つ、星空鑑賞。夕方が近づくにつれ、だんだんと雲は少なくなっていき、期待は高まります。公園が所有する天体望遠鏡を使って星を鑑賞するレンジャー・プログラムに参加。一通り室内でプレゼンテーションを聞いた後、真っ暗な外へ出陣。夜空は若干雲がかっていましたが、さすがブライス・キャニオン、無数の星を見ることができました。ラスベガスから4時間半程度で行ける場所なので、今度は、ぜひ雲ひとつない夜空を見にまた来たいものです。
なお、天体望遠鏡ですが、確かに肉眼では見られない星を鑑賞することができまたのですが、望遠鏡が大きかった分、見る前に期待値が高まりすぎ、若干肩透かし感があったのが正直なところです。
長くなりましたが、最後に動物との遭遇について。国立公園めぐりの楽しみの一つです。
先ずは、ミュール鹿。夕暮れ時、朝方と一番よく見かけた動物です。あまりに遭遇すると、だんだんとありがたみも薄れてくるから、勝手なものです。
つづいて、プロングホーン。角のあるオスも見ることができラッキーでした。難易度としては、中くらいなようです。
そして、プレーリードッグ。もちろん、犬ではありません。二本足で立つ独特の姿が、かわいらしいです。子供も一番喜んでいました。しっかり秩序だったコミュニティをつくって暮らしているとのこと。この公園にいるプレーリードッグは絶滅の危機に瀕しているようなので、本当に頑張って子孫を増やして欲しいものです。
なお、こちらはおまけで、牛。公園内の道路沿いでのんびりしてました。野生の牛がいるのかと思い、後でレンジャーに確認してみたら、彼女もそんな話は聞いたことがないとのこと。おそらく、周辺で放牧されている牛が迷い込んだのではないかとのことでした。4-5頭いたのですが、結構周辺に比べても高度のある山道を、みんなで登ってきたのかと思うと、ほほえましかったです。