山口 博先生の「創られたスサノオ神話」中央公論社刊には、スッと目に貼りついてたウロコを取って貰えたと思っている。
日本の神々についてのストーリーは幼い頃からちょくちょく触れて、古事記や日本書紀の原書を読まずとも、ぼんやりと知っていたりする。因幡の白兎や海彦山彦、イワナガヒメとコノハナサクヤヒメ、岩戸に籠られた天照大御神に出てきてもらう話etc., 「にほんのかみさま」みたいな絵本が家にあったり、小学校の図書室に児童書で日本の神話の本を読んだりして。ギリシャ神話も日本の神話も大好きで良く読みました。
古事記や日本書紀を読まずとも、「むかーし昔、日本の神様達はこんなことをしましたよ」というあらすじ的なことは、そのようにして「気が付けばインプットされていた」のですが、2014年に奈良県で「大古事記展」という催しがありましてな。その前くらいに、こおの史代先生の「ぼおるぺん古事記」が出て、古事記原文の書き下し分がめっちゃ面白く読めて、大好きで全巻買いました。
そして古事記や日本書紀の原文を知らずに親しんできた日本の神話のイメージが、「ぼおるぺん古事記」で初めて古事記の読み下し原文に触れたことで、「やっぱり日本の神話はいいよね」と再確認できたと同時に、「登場から泣きっぱ、狼藉を働き地上に落とされ、オロチを倒して英雄となり、面倒臭いのか良い舅なのか、この神様はどうしてこうなの?」と素朴な疑問が生じたのです、スサノオノミコトに。
関係ありませんが、我が家のセキュリティは祇園祭で夏に戴く「ちまき」と醍醐寺の五体力さんの護符で、昨年から夏越の祓で戴いた茅の輪の1本を輪にしたものも掛けております(色々やりすぎかなあ?汗)
一番最初に買い求めた「ちまき」は八坂神社のちまきでした。八坂さんは牛頭天王、スサノオノミコトを祭られており、私にとって八坂さんの牛頭天王、スサノオノミコトは「我が家を盗難、病気その他災厄からお守り下さるセキュリティの神様」のような存在であるとも言えます。
そして、埼玉県の大宮駅から徒歩で行ける氷川神社、こちらの御祭神スサノオノミコト、遠くて参拝がそうそう出来ないのですが、こちらの神社もある気づきを授けて下さった、自分にとって大切な神社であったりします。
スサノオノミコトについて思いめぐらすと、ご自身が災厄であったのか英雄であったのか、ギャップの激しかった神様なのかしらとなってしまいそう。誰の言ってることを信じればいいの?状態になりかねない。とりあえず神様だからお参りして大事にしておきましょう、ということもできるのですが、自分は「御祭神スサノオノミコト」に恩恵を頂いており、よくわからないまま、それでも感謝してお参りしております。
どのように目からウロコが落ちたのかもっと語りたいけど、多数引用していいのかどうか疑問なので書きませんが、記紀を作った意図やなんかも含め、スサノオノミコトはどのような神様なのか知ることが出来て本当に良かった。山口 博先生の「創られたスサノオ神話」に出会ったのは図書館でした。返却日が来たので、返したら本屋に買いに行かねばと思ってます。とか言ってたら返却日過ぎてしまったので急いで返しに行ってくる。