たとえば今、自ら命に終わりを迎えさせようとしている人がいるとしよう。
たとえば、それが自分が一番幸福になることなのかもしれない。
しかし、どうだろう。
君には、他人を悲しませていいほどの迷惑をかけていいほどの価値があるだろうか。
自分の幸福ばかり求めるからそうなるのだ。
こう考えてみてはどうだろう。
自分が今不幸なことで、誰かが幸せなんだと。
これは、素晴らしいことなのではないか。
人間の協調性を重んじた最高の考え方ではないか。
なあ、そうだろう。
死者の価値を決めるのは、生者だけ。
自分に何も求めないのなら、何もするな。
ただ、生きていればいい。
それが幸福だ。