前回の記事で、仕事が1年経ったことを報告しましたが、
実際の仕事について書いてなかったので、
(祝いの食い倒れの話ししか書いてなかったな
)今日はちょっと仕事の話しを...
あ、ちなみに、今月が終われば、あと10ヶ月!
仕事はいつも順調なわけちゃうけど、
10歳になった娘ちゃんが最近はかわいくてしゃーない

いつも朝スクールバスが家の前まで迎えにくるんやけど、
それを外で見送りながら手を振ると、娘ちゃんも手を振り返してくれて、
バスが見えなくなるまで手を振ってくれてます

その瞬間がとってもしあわせ~になります

いっつも「あ~かわい~
」って言いながら家にはいります
前までは、手を振って見送ることもなく、
娘ちゃんを見送って、バスが行ってしまったあと、
犬と散歩に行くのが仕事での一番のしあわせポイントやってんけど

最近何かにつけて、「あ~かわい~」て思うことが多くなってきました。
前まではちゃうかってんで。
「このやろ~~~~
」って思ってばっかりやったし、よく口論もしてたし、全然かわいいと思えへん時期があってんけど、
ある時から、自分が変わらなきゃ
と思って娘ちゃんといることを楽しむようになってからは、
ほんま、かわいいてしゃーないわ

たまにどっちが子どもやねん、て思うくらい、
わたしの方が楽しんでたりする


あかんあかん

歌とダンスが好きな子で、
わたしの名前をよく(というか毎日)歌にして歌ってくれてます

そしてよく一緒に踊ってます

今はクリスマスソングにあわせて、
ふたりで振り付けやらしたりしつつ、踊ってます

娘ちゃんのおかげで、わたし、いろいろ出来るようになったで

前回り、後ろ回り、側転はもちろんのこと、
倒立、立った状態からの~ブリッジとかまで

そんなん小学生の時以来やってない気ぃするけど...
いや、立った状態からのブリッジなんて、今までやったことなかったわ...
おかげで今はな~んにも運動らしきことしてないねんけど、
いまだに「スイマーのような肩と腕」と初対面の人に言われるくらい
筋肉キープしてます


ハロウィーンの日には、
ふたりで一緒に近所を「Trick or Treat」しに行ってきました

わたしも子どものふりして、いっぱいお菓子もらってきた

もちろん全部娘ちゃんにあげたんやけど、
その後、毎日少しずつ、「はい、これ今日のerieの分
」て、お菓子わけてくれてました



あ~かわい

娘ちゃんはわたしの一番の英語の先生でもあります。
わたしが間違ったこというと訂正してくれるし、
わたしが話すことを一番わかってくれるのも娘ちゃん。
わたしが言う話しを無邪気に笑ってくれるのも娘ちゃん。
いろんな無茶ぶりしてくれるおかげで、英語も鍛えられてます

例えば、
「1分間で何かを宣伝して」
(えっ!? 何かって何!?

結局四次元TVのセールスマンになってみたり...)
「お風呂にあるものをCMみたいに宣伝して」
(風呂にあるもの、意外といっぱいあるねん。
1個終わっても次々全部宣伝せなあかんねん...
)「質問に50個答えて」
(延々と「Why?」「How?」が続くねん、結構それ難しいねん...
例えば、「好きな色は?」→青
「Why?」→きれいやから
「Why?」→海と空の色やから
「Why?」→それが地球のナチュラルカラーやから...???

「How?」→んーーーー宇宙っていうのはな~...

みたいなわけ分からんことになっていく
)「物語をつくって話して」
(想像力がつきて、桃太郎とさるカニ合戦を合わせてつくったり...)
「一緒にTVのマネをして」
(エックスファクターとか、ドラマのセリフとか、一緒にやってるわ)
「インタビュアーになって質問して」
(娘ちゃんがオーディションを受けにいく、という設定とかでな)
「歌の歌詞をつくって歌って」
(...う、歌うんですか?
)等々...
英語力もですが、想像力も鍛えられてます

息子ちゃんは相変わらずほとんど家に帰ってこないので
あまり関わることないねんけど、
たまに話しをする機会があると、
たいてい映画とバスケの話しをします。
息子ちゃんは190cmの長身、勉強も出来る、スポーツも出来る、
絵を描かせてもプロが描いたんかと思うくらいやし、
寮制の学校に行ったせいか、内面的にもこの1年で驚くほど成長して、
こりゃーもててしゃーないやろな~、って思うわ

ま、幸い?男子校らしいのでお母さんもちょっと安心らしい

そして肝心の雇用主である彼らのお母さんとは、
たま~にふたりでワインボトルを開けるんやけど

飲みながらなんてことない話しをする時が、
とってもしあわせな気分になります。
ふたりで飲みつつ、娘ちゃんのダンスとかみてる時なんか、
あ~なんてしあわせ~、って思う

シングルマザーなだけあって、とっても気が強い人やけど、
常に「ありがとう」「ごめん」を言ってくれる人で、
しかもわたしの料理をよく褒めてくれる

もちろん、他の仕事と同じように、
大変なこととか理不尽に思うこととか
あげだしたらキリがないくらいあるけど

それはやっぱりお互い様やと思うし、
しかも、スカイプ面接(しかも音声のみ)だけで、
どこの誰ともわからん全く未経験の、
しかもエドモントンにいたわたしを選んで
(雇用主は渡航費も負担せなあかんので、近くの人を選ぶ場合が多い)
雇ってくれたことに感謝せな、と、いつも原点に戻るようにしてます。
そして、なかなか最初の雇用主で順調に働き続けるのが難しいこの仕事で、
一応順調に1年2ヶ月仕事できていることにも感謝

この、Live in Caregiver という仕事、
何が一番大事かって...
もちろん、経験とかスキルとか、英語力とか、
そんなんあったにこしたことないんやろけど、
何より大事なのは、
忍耐力と感謝の心とポジティブ精神
やないやろか、な~んて思ってます


ほんま、日々いい勉強させてもらってます~

これはシティーホール前のクリスマスツリー
とスケートリンク
