移動手段

 皆は旅に出るとき何を使う?電車?新幹線?飛行機?車?色々なツールがあるし、距離や時間によって変えることが旅を効率良く進める鍵となる。でも、僕は何回も旅に出て気付いた。最高の移動手段、それはヒッチハイク!



ヒッチハイク

ヒッチハイクって存在は知ってるけど、何それ?って人が結構多いと思う。テレビ番組でヒッチハイクで日本一周みたいなのやってるけど、芸能人だから出来るだけでしょ?なんて思う人もいるよね。僕も前までそう思ってた!笑
 でも、やってみたら僕なんか凡人でも簡単に出来ちゃったんだ!だいぶ試行錯誤を繰り返して乗せてくれる人を捕まえられるようになったんだけど。僕がこれからヒッチハイクの極意(自分で悟ったもの)を皆にちょっとだけ紹介しようと思う。まずは初めてのヒッチハイクの様子を書くね!


 僕が初めてヒッチハイクを始めたのは静岡県の富士川SA!目的地は僕の故郷、宮城県松島。時刻は陽の沈んだ18時。所持金5,000円。もちろん新幹線等では帰れない。もとからこの日にヒッチハイクをしようって決めてたから、あえて静岡で遊びまくって自分を追い込んでおいた。

「東京方面」

とスケッチブックにでかでかと書いて待つ。小雨が降っていてかなり寒い(2月中旬)。とても長い時間外に立っては居られない。上り方面で全員が「東京方面」に行くはずなのに全くつかまらない。一時間が経過。さすがに寒い。心身共に疲れてきたので、ここでお土産を買うことに。所持金が3000円に。しかしここで終わることは出来ない。一歩でも前に進みたいと考えた僕は次のSAをスケッチブックに書いた。すると待つこと10分ついにつかまった!隣の足柄SAまでブーン⊂(^o^)⊃

 その後も隣のSAを書いていくと次々つかまり、海老名SAから乗せてくれた人は近くのSAどころか埼玉まで乗せてくれた!


つまり!!!


 出来るだけ近くの地名を書くと乗せてくれやすい!
たぶん、見知らぬ人と長い距離を共にするのは気が引けるだろうし、近くまでなら通り道だし乗せてやるかって気軽になるからだと思う。

 こうして旅の移動でヒッチハイクという新しい手段を見付けた。



最大のメリット!

 ヒッチハイクのメリットと言えば、やっぱり無料ってところ!でもね、乗せてもらうと気持ちだけでもバックしたくなる。そこは自分の財布次第。乗せてくれた人への感謝は言い表せない。声をかけて頂いた時まず感謝。乗せて頂いてるときの安心感。車を降りた後、また感謝。本当にこんなに人に心から感謝することって日頃無いと思う。しかもヒッチハイクはその日に何度もそんな温かい感情になれる。しかもしかも!次の日、埼玉から宮城を目指している途中に乗せてくれた人は僕の財布を気遣い1,000円をぽんと手渡し「これで何か食べて」と言って去っていった。他にも車内でお土産貰ったり、SAのカフェの綺麗なお姉さんにコーヒー貰ったり、良いことが沢山!無料で乗せてくれた上に尽くしてくれる人たちの心の広さは計り知れない。

 二つ目のメリットはやっぱり車内での会話が楽しい!乗ってしまえば人見知りな僕でも自然と会話が弾んだ。僕は人見知りなのを忘れていて、車に乗り込む際に気が付いた。でも、そんな心配は不要だった!どうしてヒッチハイクしてるのか、どこまで行きたいのか、どこからスタートしたのか、普段は何をしてるのか、そんな話をしてたらあっという間に目的地!話しても話しても語りきれなくて、最後は別れが寂しくなるほど。しかも、今まで何十組と乗せて頂いたけど、会話の内容もよく覚えてる。それだけヒッチハイクのあの時間が自分にとってかけがえのないものになっている。


メリットは書ききれない程ある。ヒッチハイクに必要なのはスケッチブックにマジックペン、そしてちょっとした勇気、これさえあれば誰にでも出来る。旅の移動中、自分の中に何か残してみませんか?











あ、これ僕です。





一人旅の準備

 僕は一人旅が好きだ。寂しくないかって?それはもちろん寂しい。でも一人だから出来ることも沢山ある。例えば、行きたい所に好きに行けるし、急遽予定変更をしたり、興味のあるものの前ではずっと立ち止まっていられる。自分の心の赴くまま、心の底から楽しい旅を作れる!

 そんな一人旅の準備はどうしてるのか?僕はほとんど一人旅の準備はしたことがない。旅の必需品と言えば、カメラ(Nikon D5300)とスマホ、コンタクトレンズの消毒液、財布くらいだ。これだけで十分旅は楽しめる!



旅にスパイスを

 先に、僕はほとんど一人旅の準備をしたことがないと言った。これは確かだ。旅の準備(物に関して)はほぼ無い。唯一僕が準備するものと言えば、それは「テーマ」だ!テーマは何でも良い。テーマは時に旅を面白くしてくれるし、テーマを持った旅は後々も忘れにくい。今度はそんな僕の旅のテーマを書こうと思う。










でも…綺麗な景色は大切な人と一緒に見たいものですね。笑