久しぶりカナダでのホリデーも終わり、久しぶりの更新です^^

こちらに帰ってきて2週間目にして、ようやく日常生活のペースに戻りました。そして、またアンスクーリングの日々がスタートしております。

今日は夕方ちょっと早く帰宅できたことと、サンタクロースにもらったクロックポットでディナーの準備がすでに出来ていたこともあり、私の気持ちにゆとりがありました。なので、子供達と一緒にダイニングテーブルのところでゆっくりと過ごせる時間が取れ、すわりながらできるアクティビティブックを開いてみることに。

実物大のコインの写真がうつっているページに興味を持って取り掛かり始めたエル君でしたが、初めて20分ほどして、集中力を使い果たしたのかだんだんペースが遅くなり始め、ついにはできる計算にも自信がなくなってしまいました。別に急いですることでもなし、提出期限もないし、

「いっぱいやったね~。もうやめても良いんじゃない?」と声をかけると、「そうする~」と一旦アクティビティブックを閉じたエル君。そして、私はキッチンで夕ご飯の仕上げに取り掛かり、彼は他の部屋に行ってしまいました。

ところがその10分後くらいに私の所にやってきて、「ママ、クォーター3枚で75セントだよね?」といきなり言い、「さっきのアクティビティブック、どこ?」と。そして、取り出してきてから先ほどのページを開いて、嘘のようにすらすらと答えを書き込み、スッキリした顔をしていました。

アンスクーリングしていて良かったな~としみじみ思った瞬間でした。教室ではみんなと同じペースで問題に取り組まなければならないし、「やめてもいいよ」なんて言ってくれる人はいないだろうし。大人だって疲れてきたときには無理してやりたくないことがいっぱいある。ちょっとそこから離れて見て、頭をスッキリさせると簡単に解決できる事が世の中にはたくさんあるだろうに、学校へ行っているとそんなの無視されてしまうことが多いらしい。

純粋に「出来た!」っていう喜びを体験するのが難しい世の中だね。