この間のプリスクールの日、大好きなお友達が家族と旅行のためにお休みで、
ちょっと身の置き所のなさそうなえる君でした。

私はその日の持ち場がバックヤードだったため、
ドア越しに反対側のフロントヤードにいる子供達の様子を見ることができました。
大の仲良しのお友達がお休みで、どうするかな~っと様子を見ていたら、
トレインテーブルのところに行き、そこにいたもう1人の新入生の男の子にちょっと声をかけ、
2人でそれぞれに遊び始めました。

持ち場の仕事をしながら、少し子どもの波が途切れるとトレインテーブルを見てみました。
さっきまでいた男の子はすでに他のところに行き、える君だけが遊んでいます。

1時間過ぎ、2時間過ぎ・・・片付けのためにフロントヤードに行くときにトレインテーブルの横を通ると
木製の組み立て式の線路が、今まで見たことのない高さに組まれていました。

夕方に一度だけみんなで集まる時間が5分ほどあるのですが、その鐘がなったときに突然
「える君、今日他の遊び場に何にも行ってないのに、どうしてもう鐘が鳴っちゃうの~??」と
泣きはじめました。

もっと遊びたいんだよね、ちょっとかわいそう・・・とも思ったのですが、それ以上に、
彼がずっと同じ遊びをしていられたことに感動しました。
自分で線路を工夫して、あれこれ考えて、実際に手を動かしてみて
熱中しているうちに時間が過ぎてしまったのでしょうね。

だからに、思いました。
お友達がいて、一緒に遊べることも大事だけれど、1人のときに自分がしたいことを見つけられて、
それに一生懸命に打ち込めるようになることも大事だな~と。
それができつつある息子を見て、嬉しくなりました。

そして、そういう子供達の事を見守ってくれるプリスクールの大人たちに感謝です。